トラヴィスは最新作より“Alive”をアコースティックで披露したパフォーマンス映像が公開されている。
“Alive”は今年7月にリリースされた通算10作目となる最新作『L.A.タイムズ』に収録されており、アルバムは収録曲を全曲アコースティックでレコーディングした音源も追加収録されたデラックス・エディションもリリースされている。
パフォーマンス映像はこちらから。
“Alive”は親友であり、尊敬するミュージック・ビデオ監督のリンガン・レッジがガンで亡くなったことを扱っている。「数年前にタクシーを降りるとき運転手から、『君は長いこと土の中に潜っている』って言われたんだ。この曲はそのことを歌っている。30分前にどんなことに悩まされていようが、さっさと忘れてしまえばいいんだよ。別の自分なんてほぼ永久に存在しない。熱いフライパンに唾を吐くようなもので、人生はあっという間に過ぎてしまう」
フロントマンのフラン・ヒーリーは最新作『L.A.タイムズ』について次のように続けている。「『L.A.タイムズ』は僕らにとって『ザ・マン・フー』以来最も私的なアルバムだ。当時は書き記しておくべき大きな出来事がたくさんあって、人生の地殻変動が起こっていた。この曲を書いていたのは22歳の頃だ。僕にはセラピーだった。そして20年が過ぎて、また地殻変動が起きたんだ。伝えたいことが山ほどあるよ」