エルトン・ジョンはドキュメンタリー作品『ネヴァー・トゥー・レイト(原題)』の公式トレイラー映像が公開されている。
本作はパートナーのデヴィッド・ファーニッシュとR・J・カトラーが監督したもので、11月15日よりアメリカとイギリスの一部劇場で限定公開された後にディズニープラスで12月13日に配信される。
トレイラー映像はこちらから。
本作の概要には次のように記されている。「『エルトン・ジョン:ネヴァー・トゥー・レイト』は、感極まる高揚感に満ちた集大成と言える試みの際に、エルトン・ジョンが自身の人生と50年に及ぶキャリアの驚くべき初期を振り返る様子を親密に追ったものとなっている。エルトン・ジョンは北米での最後の公演となるドジャーズ・スタジアムでの公演を準備するなかで、過去に遡って初期の桁外れの絶頂時や悲痛などん底を振り返り、彼がいかにして逆境、虐待、依存症を乗り越えて、今日のアイコンになったかを描いたものになります」
本作ではこれまでスポットライトを浴びることが少なかった父親であり、夫であるエルトン・ジョンの一面にも光が当てられているとされている。
今年5月、エルトン・ジョンの親友にして共作者であるバーニー・トーピンは通算32作目となるアルバムが「完成した」と語っている。バーニー・トーピンは「ジ・アザー・ソングス・ライヴ」というイベントで次のように語っている。「エルトン・ジョンと僕にはまもなくリリースされるアルバムがあるんだ。でも、何も言うことはできないんだ。他言をしないように厳しく指示されていてね。でも、完成しているし、レコーディングは終わっているんだ」
バーニー・トーピンはアルバムが人々を「驚かせる」だろうと語っている。「素晴らしいし、今っぽい作品になっていると思う。多くの人が驚くだろうし、多くの人が興奮するんじゃないかな。成功を収めてほしいと思っているよ」
エルトン・ジョンは2021年の時点で『NME』に対して今後の見通しとしてバーニー・トーピンから送られてきた作品があることに言及している。「アルバムを作るつもりだし、ラジオ番組もやる予定だ。でも、移動とライヴに関してはどうだろうね。喝采はもういいんだ。家族といたい。子どもたちといたいんだ。まだまだクリエイティヴだけど、残りの人生を飛行機で使いたくない。今以上のことはできないし、チャリティ的なことは残していくにしても、自分としてはそういう感じだね」