マドンナはプロデューサーのスチュアート・プライスと共にニュー・アルバムの制作に入ったことが明らかになっている。
スチュアート・プライスは2005年発表のマドンナの大ヒット作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』を手掛けているほか、昨年から今年にかけて行われた「セレブレイション」ツアーでもプロデューサーを務めている。
今回、情報筋は『ザ・サン』紙に次のように語っている。「スチュアート・プライスは『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』でのマドンナの復帰を手助けしたことで知られています。なので、彼と一緒に制作に入ったというのは非常に楽しみと言えます」
「あのアルバムは素晴らしいものでしたし、マドンナはどんなものが生まれてくるのかを楽しみにしています。マドンナは前作『マダムX』をリリースしてから5年が経ちました。あのアルバムはコンセプト・アルバムでしたが、マドンナは新しい曲を作る準備ができています」
情報筋は次のように続けている。「ツアーでもスチュアート・プライスと仕事をしたことが再び火をつけることになりました。彼女は野心に満ちていて、始まるのが待ち切れないようです」
マドンナはロンドンにあるスチュアート・プライスの自宅で作業を行う写真をインスタグラムに投稿しており、交際相手のアキーム・モリスと共にチェルシー対ブライトン戦を観戦する動画も一緒に投稿している。
昨年、スチュアート・プライスは「セレブレイション」ツアーでステージ上にバンドを登場させないことにした理由を説明している。
「ライヴには様々なパートを演奏するライヴ・ミュージシャンがいるものだけど、でも痛感したのはオリジナルのレコーディング音源が僕らのスターになれるということだったんだ。この音源というのは複製も再現もできないものだから、それをそのまま使うことにしたんだよ」
スチュアート・プライスは次のように続けている。「マドンナについては、すべてのものが常に再文脈化することであり、オリジナルの強いメッセージを今の時代にどう響かせるかを見つけることをやっているんだよ」
「たくさんのパワフルな瞬間があるんだけど、社会が経験してきたことと音楽が交差した時に生まれるんだよ。特にエイズ危機のようなエモーショナルなものと結びつくことで生まれる。そうした瞬間はものすごくパワフルなんだよ」