コールドプレイはアメリカのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライヴ』で披露したパフォーマンス映像が公開されている。
コールドプレイは『サタデー・ナイト・ライヴ』で“All My Love”と“We Pray”を披露しており、“We Pray”にはパレスチナ/チリ人シンガーのエリアナとアルゼンチン人シンガーのティニが参加している。
“All My Love”と“We Pray”は2021年発表の『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』に続く通算10作目となるニュー・アルバム『ムーン・ミュージック』に収録されている。
パフォーマンス映像はこちらから。
コールドプレイはアメリカの通販チャンネル「QVC」でもパフォーマンスを披露しており、ティーセットやトースターなどの商品を自宅で視聴している人たちにおすすめしている。
クリス・マーティンは「アルバムよりもずっと重要なことなんだ」と冗談を飛ばしている。「もう今じゃ歳だからね。食器やタッパーに移行しているんだ。音楽は今やキッチン用具をおすすめしているんだ」
先日、クリス・マーティンは『NME』によるインタヴューでニュー・アルバム『ムーン・ミュージック』について語り、新曲を書く時期が終わりに近付いていると語っている。
「2008年頃からだけど、今は曲として、あるいはアイディアとして本物だと思えるものが降りてきたら、やることにしているんだ。他の人がどう思おうが関係ないんだよね」とクリス・マーティンは語り、今回のアルバムについて次のように評している。「朝起きた時に自分自身について、世界について、ひどい気分になっている物語なんだ。気が滅入っていて、孤独で、一人っきりで、自分じゃいられないようなね。アルバムを通して最終的に、まったく正反対の心境に辿り着く歩みなんだよ」
2021年の時点でクリス・マーティンは『NME』に2025年に最後のアルバムをリリースするつもりだと語っていた。その後、彼は12枚のアルバムでバンドのディスコグラフィーを終わらせる予定だと説明している。
この計画は今も続いているのかと訊かれると、クリス・マーティンは2025年という時期は延期されるけれども12枚のアルバムで終わらせたいと考えていると答えている。
「確かに12枚のアルバムということなんだ。ただ、ちょっと後にはなるだろうけどね」とクリス・マーティンは語っている。「もう1枚あって、それはミュージカルなんだよ。それが11番目のアルバムになる。もしかしたら、12枚目の後に出るかもしれないんだけどさ。ミュージカルを形にするには時間がかかるからね」
「今回のアルバムからの最後のシングルは“All My Love”という曲になるんだけど、シングルらしいシングルとしては最後かもね。ミュージカルがあるし、最後のアルバムは『コールドプレイ』というタイトルなんだ。次の作品は1年後になると思う。そうなるはすだよ」