NOFXはカリフォルニア州サン・ペドロで週末に3日間にわたって『パンク・イン・ドラヴリック』フェスティバルを開催して、最後のライヴを行っている。
最後のライヴとなった10月6日のステージでは33曲のセットリストが披露され、フー・ファイターズのクリス・シフレット、ランシドのティム・アームストロング、バッド・レリジョンのブレット・ガーヴィッツとジェイ・ベントリーらがゲストとして参加している。
40年以上前に結成されたNOFXは先立って最終公演を発表しており、3日間にはフェスティバル・スタイルで複数のアクトが出演している。10月6日日曜日にはフィッシュボーン、サブヒューマンズ、ザ・フラットライナーズ、コーディフェンダンツ、フランク・ターナー、ザ・ヴァンダルズ、ペニーワイズが出演している。
NOFXが最後から二番目に演奏したのは、ライヴで披露されるのも初めてとなった“We Did It Our Way”となっている。米『ローリング・ストーン』誌によれば、フロントマンのファット・マイクはギタリストのエル・ヘフェに「これはトレイラーでやった曲だけど、君は覚えていなかったよね」と語っており、エル・へフェは「ああ、そうだね」と答えている。
ファット・マイクはファンとこの日ステージに上がった全員に感謝の念を伝え、1983年にギタリストのエリック・メルヴィンと出会って、ブラザーになるまでを振り返りつつ、同曲を演奏している。
この日のセットリストは以下の通り。
‘60%’
‘Murder The Government’
‘Bob’
‘Falling In Love’
‘Quart in Session’ (Lyrics partially changed to “Franco Un-American”)
‘Kids of the K-Hole’
‘Leave It Alone’
‘180 Degrees’ (with Nate Albert)
‘Six Years on Dope’
‘Radio'(Rancid cover) (with Tim Armstrong)
‘Shut Up Already’
‘NOFX’
‘Six Pack Girls’
‘Green Corn’
‘Straight Edge’ (Minor Threat cover)
‘The Cause’
‘Perfect Government’ (Mike Curry cover)
‘Idiots Are Taking Over’
‘Mattersville’‘The Longest Line’ (Preceded by a snippet of Green Day’s ‘Basket Case’, lyrics also partially changed to ‘Basket Case’)
‘She’s Gone’
‘I Don’t Like Me Anymore’
‘What’s the Matter With Parents Today?’
‘You’re Bleeding’
‘Reeko'(Fat Mike (bass) and Eric Melvin (guitar) swapped instruments)
‘The Separation of Church and Skate’
‘Intro’
‘Linoeleum’
‘Bottles to the Ground’
‘We’re Only Gonna Die’ (Bad Religion cover with Brett Gurewitz and Jay Bentley)
‘Stickin It In My Eye’
‘We Did It Our Way’ (live debut)
‘The Decline’ (with Chris Shiflett plus many other guests; Fletcher Dragge began smashing people’s guitars at the end of the song)
昨年11月、NOFXは40年に及ぶキャリアを経てお別れを告げるフェアウェル・ツアーの最終公演を発表している。
最後のライヴを行うことについてファット・マイクは次のように語っていた。「33カ国300都市以上で2000以上の公演を行ってきたけど、ちくしょう、ちょっと疲れてしまったんだ。心から分かっているのは、これらのライヴはキャリアでも最も感動的で切なく最高のライヴになるってことだよ。ここまで楽しみになったことはないし、同時に怖くもある。本当に楽しみなんだ」
「これはモトリー・クルーやブラック・サバスのファイナル・ツアーとは違う」とファット・マイクはプレス・リリースで述べている。「これらがNOFXとしてやる最後の公演になる。心を込めて演奏するつもりだよ。あとは喜びも込めてね。それで、俺たちは終わりになる。本当に終わりだ」