NOFXのフロントマンであるファット・マイクはファット・レック・コーズ内の新たなレーベルをスタートさせている。
ボトルズ・トゥ・ザ・グラウンドと題されたこの部レーベルはファット・マイクの新たなバンドであるコーディフェンダント、ギタリストのエリック・メルヴィンによるEDMプロジェクトのメルヴィネイター、イギリスのパンク・デュオであるザ・メフズのために設立されている。
レーベルの名前についてファット・マイクはプレス・リリースで次のように述べている。「1988年にNOFXが初めてアムステルダムで公演を行った時、街で最も悪名高い不法占拠されたスクワットの最後の夜に招待されたんだ。ただのスクワットではなく、パンク・バーでもあって、ボトルを空にしたらストリートで叩き割るよう指示されたんだ」
「所有者がいなかったから、取り締まりもないということみたいだった。それで数百人のパンクスと一晩中、飲んで、すべての瓶を叩き割ったんだ。自分にとって、それはパンク・ロックのあるべき姿だった。ボトルズ・トゥ・ザ・グラウンドとは災いの美しさなんだ」
先月、コーディフェンダントは“Suicide By Pigs”と“Abscessed”という2曲をリリースしている。
一方、メルヴィネイターはプレス・リリースによれば「パンク・ロックとEDMのDIY的な繋がりを探求する」ものとのことで、最初のリリースはNOFXが2003年に発表した“American Errorist (I Hate Hate Haters)”のリミックスとなっている。12インチにはZBAによるリミックスも収録されている。
「このトラックを世界に公開できて興奮しているよ。永遠に続くかのようにプライベートなラボで実験してきたんだけど、やって自分の創作物を公開できる準備ができたんだ」
ザ・メフズは新たなEP『ブロークン・ブリテン、ブロークン・ブレインズ・パート1』をリリースしており、タイトル曲のミュージック・ビデオも公開されている。
また、NOFXは先日最後になるかもしれないというアルバム『ダブル・アルバム』をリリースしている。