Rage Against The Machine、活動家のレナード・ペルティエの釈放に喜びの声

Rage Against The Machine

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはジョー・バイデン元大統領が活動家のレナード・ペルティエに恩赦を与えたことを受けて、「正義がついに果たされる」と述べている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは長年にわたってレナード・ペルティエの釈放を求めており、90年代の楽曲“Freedom”のミュージック・ビデオでこの問題に焦点を当てたことで知られている。

レナード・ペルティエはネイティヴ・アメリカンの民族運動家で、アメリカインディアン運動の一員であり、1977年に第一級殺人の2つの罪状で終身刑を宣告されている。

事件は1975年にFBI捜査官がサウスダコタ州のパインリッジ・インディアン居留地で逮捕状を出そうとしたときに起こり、発砲によりFBI捜査官2人とネイティヴ・アメリカン1人が死亡したものとなっている。大規模な捜査の結果、3人のアメリカインディアン運動のメンバーが逮捕されており、2人は無罪となったが、レナード・ペルティエは事件への関与が疑われて有罪となっている。

後にFBIの主張には複数の矛盾があること、目撃者がFBIから証言を強要されたと主張していること、レナード・ペルティエの無実を示すはずの証拠が無視されたり、保留されたりしていたことが明らかになっている。



“Freedom”のミュージック・ビデオはこの問題に光を当て、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーがレナード・ペルティエの釈放を求めるものとなっている。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは何年もその主張を続けており、2022年の復帰ライヴの際にもアメリカインディアン運動の釈放を求めている。

今回、ドナルド・トランプ大統領に政権を譲り渡すことになったジョー・バイデン元大統領は在任中最後の行動としてレナード・ペルティエに恩赦を与えている。

レナード・ペルティエは1975年に初めて有罪判決を受け、その2年後に終身刑を言い渡されている。彼は50年間服役し、80歳になった今、自宅拘束に移行することになる。

恩赦の一報を受けて、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはインスタグラムで“Freedom”のミュージック・ビデオの映像を投稿して、キャプションで次のように述べている。「怒りはギフトだ。レナード・ペルティエが釈放される」

ギタリストのトム・モレロも自身のソーシャル・メディアで次のように述べている。「レナード・ペルティエが家に帰る。ほぼ50年にわたって人権団体、ネイティヴ・アメリカン活動家、平均的な一般市民、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのようなバンドが政治犯であるレナード・ペルティエの釈放を働きかけてきた」

「レナード・ペルティエとは歳月の中で友人となり、80歳で健康状態も思わしくない彼が家族や友人と残りの歳月を過ごせることをとても嬉しく思っている」

ドラマーのブラッド・ウィルクも次のように述べている。「約50年にわたる不当な投獄の末にレナード・ペルティエに慈悲が与えられることになった」

「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの最初のミュージック・ビデオから、クリントン政権期終了時にニューヨークのストリートでデモ行進を行った時も、その後もレナード・ペルティエに赦免と正義がもたらされる日のことを待ち望んできました」

「7枚目の写真のネックレスはレナード・ペルティエが刑務所で私のために作ってくれたものだ。“Freedom”のミュージック・ビデオを公開したら、彼は4人全員に作ってくれたんだ。現実とは思えない……ほろ苦いものを感じる……けれど、レナード・ペルティエのために正義がついに果たされる」

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはその音楽の政治性が長年にわたって取りざたされており、昨年のダウンロード・フェスティバルでトム・モレロは『NME』に対して自身の考える史上最高のプロテスト・ソングについて語っている。

「パッと思いつく好きな曲はジョン・レノンの“Imagine”だね。昨日、アビイ・ロードに寄ったから、それで頭にあったのかもしれない。あとはピーター・ガブリエルの“Biko”、パブリック・エナミーの“Fight The Power”とかかな。いくつかレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの曲も入ってくるんじゃないかな」

「素晴らしいプロテスト・ソングの第一のポイントとしては曲として素晴らしいということだよね。誰もビートが入った大学の講義なんて聴きたくない。アーティスト性、本物さ、パワー、化学反応がなきゃいけない。今、言った曲にはどれもそれがあるんだ」

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