ザ・ラスト・ディナー・パーティーのリジー・メイランドはソロ・デビューEP『ザ・スロー・ファイア・オブ・スリープ』をリリースすることを発表している。
L・メイランド名義で5月9日にリリースされるEPには5曲が収録され、ソロとしては初の楽曲として“Lighthouse”が公開されている。
“Lighthouse”のミュージック・ビデオはこちらから。
「“Lighthouse”は人生で初めての健全な恋愛関係についての曲で、それを失うことの恐怖がえがかれている」とリジー・メイランドは説明している。ミュージック・ビデオはザ・ラスト・ディナー・パーティーでもコラボレーションしているカル・マッキンタイアが手掛けている。
「ミュージック・ビデオのアイディアをストーリーボードにまとめたら、カル・マッキンタイアが監督したいと言ってくれて嬉しかった」とリジー・メイランドは語っている。「彼は私にとって最も重要な要素を描いた上で、彼なりの美学を入れてくれた」
EPの制作はツアーの合間の限られた時間で行われたという。「それはツアーに出ているわけでもなく、家での日々の生活にもう一度適応した時期でもない、そんな時期だった」
「これらの曲はそうした時期から生まれてくることになった。静かなアパートで、その静寂をギターと悲しい曲で埋めることになった。自分の人生に起きたことを受け止めて、自分自身に戻るための方法だったんだと思う」
EPはニック・ドレイク、ブライアン・イーノ、エヴァ・キャシディ、エイドリアン・レンカーといったアーティストやアレックス・ターナーによる『サブマリンEP』、オリヴァー・コーツの『アフターサン』といった映画のサウンドトラックに影響を受けたとのことで、内面的な側面が描かれた作品になっている。