ウィーザーのフロントマンであるリヴァース・クオモは現在進めている映画のプロジェクトにジャック・ブラックが出演すると明かしている。
先日、ウィーザーはコーチェラ・フェスティバルのステージで新たな映画のプロジェクトに取り組んでいることを明かしていた。
「ここ数週間はロサンゼルスに戻って、ウィーザーの映画を作るのに忙しくしていたんだ。でも、コーチェラ・フェスティバルが電話をくれて、『サプライズ出演することはできませんか、ウィーザー』と行ってくれたから『ぜひ』と答えたんだ」とリヴァース・クオモは観客に語っている。「ここでみんなと一緒にその感情を吐き出すことができて素晴らしい気分だよ」
映画についてはエドガー・ライト監督の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』と『こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語』をかけ合わせたようなスタイルで、ジュリエット・ルイス、エリック・アンドレ、ジョニー・ノックスヴィル、ベン・シュワルツマンらがバンド・メンバーと共に出演すると報じられている。
監督は『パラノーマル・アクティビティ3』で知られるヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンが務めるという。
今回、リヴァース・クオモはジャック・ブラックとウィーザーのメンバーを合成した架空の映画ポスターをディスコードに投稿しており、「いや、本当なんだ」とキャプションに添えている。
ウィーザーとテネイシャスDは2001年に一緒にツアーを行っており、ジャック・ブラックの妻であるタニア・ヘイデンはウィーザーによるグリーン・デイの“Worry Rock”のカヴァーにチェロで参加している。
この映画プロジェクトにはキアヌ・リーヴスも出演すると報じられている。
ハリウッドの事情通として知られるジェフ・シュナイダーによれば、キアヌ・リーヴスはウィーザーとキアヌ・リーヴスのバンドであるドッグスターのライバル関係を描いたドキュメンタリー風のコメディに出演するという。
ウィーザーの初ライヴは1992年にロサンゼルスのラジズで行ったドッグスターの前座で、昨年、両バンドはロサンゼルスのロッジ・ルームで共演を果たしており、映画は両バンドのこうした事実を基にしたものになると見られている。