ローラ・マーリングはマンチェスターのアルバート・ホールで行った公演の全編映像が公開されている。
これは3月6日に行われた公演を収録したもので、ローラ・マーリングは全20曲を披露している。
パフォーマンス映像はこちらから。
ローラ・マーリングは昨年10月に通算8作目となる最新作『パターンズ・イン・リピート』をリリースしている。
ローラ・マーリングは2023年に第一子となる娘を出産したが、『パターンズ・イン・リピート』のリリースにあたって次のように述べている。
「9ヶ月以上にわたって新米の母親としての生活に適応するためにも、ソングライターとしての生活は保留になるという事実を喜んで覚悟していた。しかし、生まれてから数ヶ月の間に赤ん坊をバウンサーに乗せて、一日中ギターを弾くことができることを発見し、どれほど喜んだことだろう。生まれて初めて他人の目を見つめながら曲を書くことができた。もちろん、新米の母親たちは同じような発見をしているはずだ。それは人生でも最良のものの一つで、子どもの目を見つめていると、家族というありふれた枠組の中で、壊れやすく途轍もなくかけがえのない、おぼつかない生命の巨大さを、1枚の絵画としての巨大さを感じる。そんなありふれた枠組が『パターンズ・イン・リピート』のソングライティングを支配していたように思う。家庭内におけるドラマ、家族を結びつけるか弱い糸、私たちが子孫のために抱き続ける善意、そしてそれらが時の流れの中で失われていくこと。平凡な檻に入れられたような毎日にある複雑さが描かれている」
