ポール・ウェラーはカヴァー・アルバム『ファインド・エル・ドラド』をリリースすることを発表している。
カヴァー・アルバム『ファインド・エル・ドラド』には15曲が収録され、パーロフォンより7月25日にリリースされる。
アルバムについては「感情と音楽のDNAの地図」と評されており、ポール・ウェラーが「長い間心の奥底に眠っていた曲を、新鮮な意味と畏敬の念を込めて再解釈した」ものになっているという。
アルバムからはフランスのスタジオ・バンド、ザ・ゲリラズがオリジナルの“Lawdy Rolla”、ブライアン・プロズローがオリジナルの“Pinball”のカヴァー音源が公開されている。
音源はこちらから。
アルバムには他にザ・キンクスの“Nobody’s Fool”、ビー・ジーズの“I Started A Joke”、ボビー・チャールズの“Small Town Talk”といった楽曲が収録されるという。
「こうした曲は長年にわたって抱えてきた曲なんだ」とポール・ウェラーは説明している。「それは時間をかけて新しい形になっていて、今はそれを分かち合う時だと思ったんだよ」
アルバムの説明文では次のように述べられている。「これらの曲は彼の内面世界を形成してきました。そして、今回、ハンナ・ピール、デクラン・オルーク、ロバート・プラント、セック・ケイタ、アメリア・コバーン、ノエル・ギャラガーとの素晴らしいコラボレーションや親密なアレンジを織り交ぜながら、それを伝えることにしたのです」
「ここで描かれるのは最も内省的なポール・ウェラーであり、彼を形作った音楽の貴重な一面をリスナーに提供し、素晴らしい曲は決して古びることなく、ただ進化するのだということを思い出させてくれます」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
1. ‘Handouts In The Rain’ (Richie Havens)
2. ‘Small Town Talk’ (Bobby Charles)
3. ‘El Dorado’ (Eamon Friel)
4. ‘White Line Fever’ (The Flying Burrito Brothers)
5. ‘One Last Cold Kiss’ (Christy Moore)
6. ‘When You Are A King’ (White Plains)
7. ‘Pinball’ (Brian Protheroe)
8. ‘Where There’s Smoke, There’s Fire’ (Willie Griffin)
9. ‘I Started A Joke’ (Bee Gees)
10. ‘Never the Same (Lal and Mike Waterson)
11. ‘Lawdy Rolla’ (The Guerrillas)
12. ‘Nobody’s Fool’ (The Kinks)
13. ‘Journey’ (Duncan Browne)
14. ‘Daltry Street’ (Jake Fletcher/PP Arnold)
15. ‘Clive’s Song’ (Hamish Imlach)