エド・シーランは来たるニュー・アルバムより新曲“Sapphire”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Sapphire”は9月12日にリリースされるリリースされる通算8作目となるニュー・アルバム『プレイ』に収録される。
“Sapphire”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Sapphire”はイリヤ・サルマンザーデ、ジョニー・マクデイド、サヴァン・コテチャがプロデュースしており、インド人アーティストのアリジット・シンが参加している。
エド・シーランは“Sapphire”について次のように語っている。「このシングルは、アルバム『プレイ』の中で最初に完成した楽曲で、この曲を仕上げたことでアルバムの方向性が明確になりました。そのため、レコーディングの最終工程はインドのゴアで、インドの素晴らしいミュージシャンたちに囲まれて行うことにしました。非常に創造的で刺激的なプロセスでした」
「今年のインドツアーの期間中にミュージックビデオの撮影も行いました。インドという国の美しさと文化の豊かさを映像で表現したいと考えていました。私にとって最後のピースとなったのがアリジット・シンがこの楽曲に参加してくれたことでした。そこに至るまでには旅のような道のりがありましたが、とても素晴らしい一日となり、音楽と家族のようなあたたかさに包まれた時間でした。彼とは、この曲のパンジャビ語ヴァージョンも制作しており、それは今後数週間以内にリリースされる予定です。そちらには彼のパートがより多く含まれています。こちらはアルバムに収録されているバージョンで、私自身がアルバムの中でも特に気に入っている楽曲です。皆さんにも気に入っていただけたら嬉しいです」
アルバム『プレイ』についてエド・シーランは次のように続けている。「このアルバムは、人生で最も暗かった時期を抜け出した直後に制作したアルバムです。そこから脱した今、自分がやりたかったのは、ただ“喜び”と“鮮やかな色”を作り出すこと、そしてツアーで訪れた国々の文化を探求することでした。このアルバムは世界中で制作し、最後はインドのゴアで仕上げました。人生の中で最も楽しく、創造的に自由な日々でした」
「アルバム全体は感情のジェットコースターのような内容であり、音楽に対する自分の愛情、その楽しさ、そして人間として、パートナーとして、父親としての今の自分の姿が詰まっています。このアルバムのプロモーションにあたって、自分自身に『すべてを楽しく、遊び心を持ってやろう』と誓いました。年を重ねるほどに、ただ“楽しむこと”の大切さを実感しています。クレイジーでカオスな瞬間を大切にしたいです」
新作『プレイ』は「インドやペルシャの音楽文化に触れた経験をきっかけに、彼のルーツであるアイルランドのフォーク音楽との共通点(音階、リズム、旋律)を見出し、国境のない音楽言語を追求した結果、独自で新鮮な音楽性を獲得した」とのことで、「従来のアコースティックなバラードやフォーク調の楽曲も収録されており、なぜ彼がこの時代において最も影響力のあるシンガーソングライターであり続けているのかを再確認させる内容」と評されている。