ノエル・ギャラガーの娘であるアナイスは音楽業界でキャリアを追求するつもりはないと語っている。
近年、アナイス・ギャラガーは父であるノエル・ギャラガーのソロ・ツアーに帯同して、フォトグラファーやドキュメンタリーの監督して活動している。
また、アナイス・ギャラガーはインヘイラーのデビュー・アルバム『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』に収録されている“My Honest Face”のミュージック・ビデオで監督を務めている。
今回、アナイス・ギャラガーは『W』誌のインタヴューで過去に楽器を演奏した経験があることを明かしている。
「11歳の時に短い期間だけど、チェロを弾いていたことがある」とアナイス・ギャラガーは語っている。「ギャラガー家の音楽的才能は先天的なものではないと言っていいと思うわ」
アナイス・ギャラガーは次のように続けている。「父さんもいくつか私のリサイタルを観に来てくれたけど、すぐに『君は向いていないかもしれないね』と言っていた」
以前、アナイス・ギャラガーは自分の生い立ちが与えている「優位性」を認めなかったら「無神経で無責任」だろうと語っている。
「私の両親が与えてくれることのできた境遇には本当にものすごく感謝している。死ぬ日まで感謝することになると思う」とアナイス・ギャラガーは説明している。「大学に通うことができたことも、仕事の機会を得られたことも、両親が私に与えてくれたすべてにすごく感謝している」
アナイス・ギャラガーは「親ガチャ」を批判するよりも様々な背景を持つ人々を採用するように雇用主を奨励するべきだと考えていると語っている。
「縁故で採用されることにも一理ある。その人が勤勉家かどうかとか、個人的に誰かを攻撃することは正当化できないと思う。本当にその人のことを知らないわけだから。知り合いでもない人を評価して、そのことで意地悪をするというのはやさしいことじゃないよね」
アナイス・ギャラガーは別の機会にロックスターの子どもとして「違う」と言われて育ったが、それは「優れているわけでもない」と教えられたと語っている。
「『あなたは人と違うけれど、それは誰よりも優れているわけでもない』と言われてきた。人生を通してずっとそれを念頭に置いてきた」
「私の世代は可能性に限界はなく、夢を大きく持てば、アプリを開発して、ビリオネアになれると言われてきた。でも、それは人口のほんの一握りでしかない。両親はいつも楽しいことをやりなさいと言ってくれた。ビッグなスーパースターになる必要なんてないってね」
アナイス・ギャラガーはオアシスが再結成を発表した時にソーシャル・メディアで話題になった「年齢差別」と「女性蔑視」についても批判している。当時、若い女性が“Wonderwall”を聴きたいがためにチケットを取ることで、チケットが取りにくくなるという議論が巻き起こっていた。
アナイス・ギャラガーは次のように語っている。「支持できないのはチケットを取ることについて巻き起こっている年齢差別と女性蔑視よね」
また、ブロッサムズはアナイス・ギャラガーもオアシスの再結成について知らなかったことを明かしている。
トム・オグデンは次のように語っている。「新しいニュースが出た時にノエル・ギャラガーの娘であるアナイスが僕とケイティの家にいたんだけど、彼女も本当に分かっていなかった。事実かどうか確かめるために知っている人にメールしていた。知らなかったみたいだね」