Slipknot、「Duality」のMVで破壊した家がオークションに出品されることに

Slipknot

スリップノットは“Duality”のミュージック・ビデオで破壊した家がオークションに出品されることが決定している。

2004年3月27日、100人を超えるバンドのファンがこの家に押し寄せ、窓ガラスを割り、壁を突き破り、天井を引き裂くなどして、推定50万ドル(約7600万円)の損害を与えることとなっている。

『デモイン・レジスター』紙によると、アイオワ州ウェスト・デモイン市シックスティーン・ストリート1050番地にある3部屋のベッドルームから成るこの家はオークションにかけられるとのことで、入札は10月14日から始まる予定となっている。

推定落札価格は33万6000ドル(約5100万円)と見込まれており、当時の所有者が2005年の住宅ローンを返済できず、1月に差し押さえられることとなっていた。



“Duality”は『VOL.3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』からのシングルで、ミュージック・ビデオはマーク・クラスフェルドとトニー・ペトロシアンが監督を務めている。この家が選ばれたのはリノヴェーション予定だったからとなっている。

ギタリストのジム・ルートはミュージック・ビデオの撮影について次のように語っている。「自分の理解では所有者は賃貸物件として使っていたので、リフォームする予定だったんだ。どの程度かは分からないけど、間違いなくリフォームすることになるんだろうね」

パーカッショニストであるショーン・“クラウン”・クラハンは2012年に『ケラング!』誌に次のように語っている。「生粋のファンにお願いしたら、いろんなところから集まることになったんだ。それが大切なことだった。家を壊すはずではなかったんだけど、そういうことになってしまったんだ。この曲でもう一つのプラスは、ビア樽をボコボコにしたことだね。他にやりたいことなんてあるかい?」

スリップノットはデビュー・アルバムの25周年盤が先月リリースされている。

また、スリップノットはカタログ音源の権利を1億2000万ドルで売却しようとしていると報じられている。

米『ビルボード』誌によれば、スリップノットはカタログ音源の権利を売却する契約をハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズと締結しようとしているという。この契約は音源の原盤権と楽曲の出版権を包括したものになるとされている。

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