Peter Hook、亡くなったManiについて新聞に寄稿

Peter Hook

元ニュー・オーダーのピーター・フックはゲイリー・“マニ”・マウンフィールドとの友人関係を振り返り、「ベース奏者としての視点から言って彼は最高だった」と述べている。

ザ・ストーン・ローゼズやプライマル・スクリームの活動で知られるゲイリー・“マニ”・マウンフィールドは11月20日に享年63歳で亡くなっている。

訃報は兄弟のグレッグによって発表されており、ザ・ストーン・ローゼズのフロントマンであるイアン・ブラウン、リアム・ギャラガー、プライマル・スクリームのシモーヌ・バトラー、ハッピー・マンデーズのショーン・ライダーらが追悼の意を表している。

今回、ニュー・オーダーの元ベーシストで、フリーベースで活動を共にしたピーター・フックはゲイリー・“マニ”・マウンフィールドに追悼の意を表して、『ガーディアン』紙に寄稿して、その思い出を綴っている。

https://www.theguardian.com/music/2025/nov/26/mani-stone-roses-bass-peter-hook-gary-mounfield

ピーター・フックは“Elephant Stone”のプロデュースをザ・ストーン・ローゼズのマネージャーから依頼されて初めてマニと出会ったと振り返っている。

「当時はマンチェスターがマッドチェスターになっていく時期で、それにつれて彼らのことを知るようになった」として、その後、ザ・ストーン・ローゼズはピーター・フックのスイート16・スタジオでデモに取り組んでいたが、それはお蔵入りすることになったという。

「それで自分たちのバンドがそれぞれライヴをやらなくなって、3人のベース・プレイヤーでフリーベースを始めたんだ。私とマニとザ・スミスにいたアンディ・ルークだ」とピーター・フックは述べており、2005年にフリーベースを結成したが、彼とマニの間に一時緊張関係が生まれることになったという。

「あのバンドは不運だった。シェフが多過ぎたんだ。最終的にライヴを巡る口論があって、仲違いしてしまった。マニにはだいぶ言われたけど、有り難いことにまさに次の日に電話をくれて、謝罪してくれた。それがマニだった」とピーター・フックは述べている。

「一緒にやれないということになった後は友人になった。それからは彼と過ごす毎日が本当に楽しかった」とピーター・フックは続け、マニはそのカリスマ性で知られていたが、「道化師やジョーカー」ではなく、「愉快かつ不遜で庶民的な人ながら、激しさも持ち合わせていて、愚か者には容赦しない人だった」と述べている。

「彼は自分の信じたものに対しては情熱的な人だった。間違っている、正しくないと思ったら、折れることはなかった。マニが味方についてくれたら、最高だった。彼には闘志があり、譲歩することはなかったが、みんなの友人で、誰も悪口を言う人はいなかった」

「絶好調の時は最高の人物だった」とピーター・フックは述べ、「どんなことにも負けない」彼を尊敬していたと続けている。

「ベース奏者としての視点から言って彼は最高だった。誰もが彼になりたかった。マニがザ・ストーン・ローゼズに加入したことで違いが生まれたんだ。彼はグルーヴ・アーティストで、グルーヴィーな音楽が大好きだった」

「最近もインスタグラムで“Fool’s Gold”を彼が弾いている映像を観たけど、『どうやって弾いているんだろう?』と思った。アンディ・ルークみたいにマニは非常にメロディックな演奏をする人で、マニはもっと繊細だった。私はいつも勝負しようとしていたけど、マニはそれを巧みに避けていた。素晴らしいスキルだったけど、彼が何を弾こうがどうでもいいんだ。床に叩きつけたって問題ない。彼はマニだったんだからね」

ピーター・フックは自分もプライマル・スクリームのオーディションを受けたが、マニにその座を奪われたとして、マニが自分のことを「No. 1」、ピーター・フックのことを「No. 2」と呼んでいたことを明かしている。

「マニが求めていたのは演奏することだけで、何よりもみんなの前で演奏することが好きだった」としてピーター・フックは亡くなる直前に発表されたトークショーによるツアーにも言及している。「働くことを止めず、発表したトークによるツアーを行うことを楽しみにしていた。それが始まる前に亡くなってしまったことに胸を痛めている」

「マニが亡くなって溢れてきた悲しみは驚くべきものだった。ポップスターにこんな感情になることは長いことなかった。今、マンチェスターのレジェンドたちはみんな『自分も死んだらこんな風になれるのだろうか?』と自問している。でも、自身をもって言えるのはマニが忘れられることはないだろう」

ピーター・フックは週末に行ったライヴでも追悼の意を表している。ピーター・フック&ザ・ライトのツアーの一環で行われたライヴで、ピーター・フックは逸話にちなんで背中に「マニ No. 1」と描かれたTシャツを着用している。

訃報を受けて、オアシス、リチャード・アシュクロフト、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、プライマル・スクリーム、ザ・リバティーンズらもライヴで追悼の意を表している。

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