フランク・ザッパは旧友のキャプテン・ビーフハートと手を組んだ記念すべきコラボレーション作品『ボンゴ・フューリー』の50周年記念ボックス・セットが3月20日にリリースされることが決定している。
アルバムの根幹を成すアルマジロ・ヘッドクォーターズでの2公演を完全収録した豪華拡張版として、5CD+ブルーレイ・オーディオ(音源のみ)、40ページの英文ブックレットと日本版ブックレットで構成されるという。
フランク・ザッパは1975年に『サウンズ』誌に次のように語っている。「キャプテン・ビーフハートは言葉やその力に取り憑かれたような男だ。彼の文学的な能力は尊敬しているよ。時々、そもそも読み書きができるのか疑いたくなることさえあるんだ……彼の言語との関わり方はユニークで、あれほど言葉に執着している人間がいると、俺もこれまでやれなかったことを試せるようになる。彼が俺の書いた文章を自分のものにして、観客に伝えるやり方には目をみはるものがある。本当に言葉に命を吹き込めるんだ。精神面や技術面で色んな欠点があっても、彼は間違いなくアーティストと呼ぶに相応しい。彼の素晴らしい頭脳は、社会ではあまり役に立たない領域で力を発揮するんだ。高度な思考の持ち主で、それでいてハウリン・ウルフのような声で歌いたがる男を一体どう扱えばいいっていうんだ?」
ディスク1にはフランク・ザッパがハイスクール時代からの友人であるキャプテン・ビーフハートことドン・ヴァン・ヴリートと手を組んだ1975年作『ボンゴ・フューリー(狂気のボンゴ)』本編の2012年マスターに、収録曲の別ヴァージョン等のアウトテイクが収録される。
ディスク2〜5にはアルバム本編の9曲中7曲を占めるアルマジロ・ヘッドクォーターズでの2公演(1975年5月20日と21日に録音)の完全版が収録される。
ライヴにはフランク・ザッパ(ギター/ヴォーカル)、キャプテン・ビーフハート(ヴォーカル/ハーモニカ/サックス)、ジョージ・デューク(キーボード/ヴォーカル)、ナポレオン・マーフィー・ブロック(サックス/ヴォーカル)、ブルース・ファウラー(トロンボーン)、トム・ファウラー(ベース)、デニー・ウォーリー(スライド・ギター/ヴォーカル)、テリー・ボジオ(ドラム)が参加している。
ディスク6のブルーレイには『ボンゴ・フューリー』の本編が、ドルビーアトモスと5.1chサラウンド(エリック・ゴーベルとカーマ・オーガーがスタジオ1LAで製作した最新ミックス)、192kHz/24-bitおよび96kHz/24-bitのハイレゾ・ステレオの各種ミックスで収録される。さらにボーナスとして、フランク・ザッパ本人による一部楽曲の特別ミックス等なども併録される。























