レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、2000年の解散時の状況を振り返る

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロは2000年に最初の解散を生むことになった「いざこざ」について語り、2007年に再結成を果たした時はアルバムを作る可能性が「ゼロ」だったことを明かしている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2000年に4枚目のアルバムとなる『レネゲイズ』をリリースした後に解散している。しかし、2007年から2011年にかけて行われた一連のライヴのために再結成を果たしており、その中にはクリスマス週の全英チャートで“Killing In The Name”を1位にしようというファンによりキャンペーンを受けて、ロンドンのフィンズベリー・パークで開催された2010年の無料ライヴ「レイジ・ファクター」も含まれている。

第一期を振り返ってトム・モレロは「Beats 1」のラーズ・ウルリッヒの番組「イッツ・エレクトリック」で2000年の解散にはいくつかの理由があったと語っている。

「自分本位な言い方になるけど、人間としてお互いと向き合えることのできる感情面での成熟さが欠けていたと思うんだ」とトム・モレロは語っている。「僕らには政治的なヴィジョンがあって、ライヴがマズいこともなかった。だけど、意見が一致しなくてね。それがアルバムを作るのを難しくする感情を生み出してしまったんだ」

「バンドがどうあって、どうあるべきかという部分で競争意識があったし、バンドの一員であることについても競争意識があって、それに対処しなかったんだよね」

彼は次のように続けている。「僕にとってのバンドは『半年ごとにアルバムを作って、政治的なレッド・ツェッペリンとなって、政府を打倒し、過去最高のアルバムを作ろう。さあ、水曜日までにね!』というものだった」

「そうした追求の中でバンドメンバーの感情面での希望に常に敏感ではいられなかったんだ。それで、みんなそれぞれの役割がバンド内であるわけだけど、最終的にバンドを終わらせることになるいざこざに僕は足を突っ込んでしまったんだ」

「でも言っておきたいのはさ、僕の楽観的な見方としては、非常に熱しやすい要素があるバンドにいて、4枚のアルバムを作り、僕らがやってきたライヴをすることができたっていうのは奇跡だとも思ってるんだ」

インタヴューの音源はこちらから。

トム・モレロは2007年に再結成を果たした時はアルバムを作る可能性が「ゼロ」だったことについて口を開いている。

「素晴らしい時期だったよね。ステージ上でも、ステージの下でも楽しくて、僕としては仲間意識があったと思ってるんだ。ただ、その手助けとなったことの一つが、かつて火種になったことはすべて持ち出さないということでね。曲を書くとか、インタヴューを受けるとか、マネージャーをつけるとか、そういうことはすべてなしにしたんだ」

「僕らとしては『そういうことはやらないようにして、ライヴをやって、お互いに気づかえるようにして、素晴らしい時間を過ごして、火種になることは一切なし』って感じだったんだ」

先日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは政治家のナイジェル・ファラージのポッドキャストが「ナイジェル・ファラージ・アゲインスト・ザ・マシーン」であることを受けて、使用停止命令書を送ったことが明らかになっている。

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