プリンス、未発表曲がスパイク・リー監督の映画に起用された経緯が明らかに

スパイク・リー監督は自身の映画最新作『ブラッククランズマン(原題)』のサウンドトラックにプリンスの未発表曲が起用されることになった経緯について語っている。

過去にプリンスのミュージック・ビデオを手がけたことでも知られるスパイク・リー監督だが、最新作『ブラッククランズマン』はロン・ストールワースという1970年代にKKKへの潜入捜査を行った刑事の実話に基づくもので、多くの評価を獲得している。

スパイク・リー監督はプリンスの未発表曲“Mary Don’t You Weep”の使用権を手にいれたことが明らかになっており、この曲は映画のエンドロールに使用されている。

「エンドロールに曲が必要だっていうのは分かってたんだけどさ」とスパイク・リー監督は米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「僕は(当時)スポティファイの重役の1人(であり、プリンスの遺産管理団体のアドバイザー)だったトロイ・カーターととても親しくなったんだよね」

映画『ブラッククランズマン』のトレイラー映像はこちらから。

「だから、トロイを内輪の上映会に招待したんだけどね。その後『スパイク、良い曲があるよ』って彼が言ってきてくれて、それが“Mary Don’t You Weep”だったというわけなんだ。1980年代の半ばにカセットに録音されていたものなんだよ」

彼は次のように続けている。「プリンスはあの曲を僕に使って欲しかったと思うんだ。誰が何と言ってこようが気にしないけどね、僕の友人であるプリンスはあの曲を僕に使って欲しかったんだよ。この映画のためにね」

「僕からしたらそれ以外に説明しようがないんだ。このカセットは地下倉庫の奥のほうにあったんだよ。ペイズリー・パークの中のね。それが突然、どこからともなく発見されたなんてさ、偶然とは思えないよね」

スパイク・リー監督は6月、プリンスの誕生日に捧げるパーティーを主催しており、その後プリンスの伝記映画の監督を務める可能性があることを認めている。

「すごくやりたいけどね。でも、僕が言える立場じゃないよ。遺産管理団体や出版社、レーベルから出てこなくちゃいけないものだからね。すごくやりたいけど、『僕がやるんだ』なんてとても言えないわけでね」と彼は語っている。

映画『ブラッククランズマン』は5月のカンヌ国際映画祭でプレミア公開され、絶賛を受けることととなっている。映画祭では審査員特別グランプリに選ばれている。アメリカでは8月10日に公開され、UKでは8月24日に公開される予定となっている。

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