ニュー・オーダーはコラボレーションによるライヴの舞台裏を追った新たなドキュメンタリーが放送されることが発表されている。
「ディケイズ」と題されたこのドキュメンタリーは9月にスカイ・アーツで放送されるもので、「ソー・イット・ゴーズ」と題されたライヴ・コラボレーションの準備を追ったものとなるという。
ドキュメンタリーの中では2017年のマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルで披露した「ソー・イット・ゴーズ」のステージのために、バンドはアーティストのリアム・ギリックと12人編成のシンセサイザーによるオーケストラとリハーサルを行っている。
ドキュメンタリーは過去を振り返る内容にもなるとされていて、バンドに最も近いコラボレーターたちへのインタヴューと共にバンドのこれまで語られてこなかったストーリーを明らかにするという。
スカイ・アーツによれば、本作は「バンドのプライベートな世界に入って、そのデザインや審美眼に対するヴィジュアル面での哲学を理解し、バンドのコラボレーションやクリエイティヴなプロセスを間近で目撃できる貴重な機会」を提供するという。
このドキュメンタリーはUKで9月22日の21時にオンエアされる。
昨年、ニュー・オーダーは元ベーシストのピーター・フックと最終的かつ完全な合意に達したことを発表している。
両陣営は随分の間、論争を続けており、ピーター・フックはロイヤリティを巡ってニュー・オーダーのメンバーのバーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートを訴えていた。ピーター・フックは2007年にニュー・オーダーを脱退している。
しかし、合意に達したとのことで、ニュー・オーダーは声明を発表している。「ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーの名前は多くのファンにとって多大な意味を持っており、バンドは遺産を守る重要性を感じています」
「今回、この問題が解決したことを受けて、バーナードとスティーヴンとジリアンは自分たちの最善を尽くし、音楽を作って、ライヴをやっていくことを続けていきます」