エミネムは自身がプロデュースした映画『ボディード(原題)』の新たな予告編が公開されている。
最新作『カミカゼ』をサプライズでリリースしたばかりのエミネムだが、映画は11月2日に劇場公開され、11月28日からはYouTubeプレミアムで配信される予定となっている。
ジョセフ・カーンが監督を務めた本作にはカラム・ワーシー、ダムファウンデッド、アンソニー・マイケル・ホール、ジャッキー・ロング、シャーラメイン・ザ・ゴッドらが出演し、2017年のトロント国際映画祭でピープルズ・チョイス・ミッドナイト・マッドネス・アウォードを受賞している。
映画はカラム・ワーシーが演じるバークレーの学生のアダム・マーキンの実話を基にしたもので、ラップ・バトルの世界に飛び込み、勝利を収め、オークランドのヒップホップ界で成功を収めるものの、物語はその後、彼が仲間のラッパーや近い人物と疎遠になっていくものとなっている。
Take your best shot. @BodiedMovie Dir. By @JosephKahn in theaters 11/2 + Youtube Premium 11/28 pic.twitter.com/i3DJqPyVJ0
— Marshall Mathers (@Eminem) October 8, 2018
エミネムは2001年公開の映画『ザ・ウォッシュ』に出演しているほか、最も有名なのは2002年公開の自伝的映画『8マイル』では主演を務めている。
また、エミネムは2009年公開の映画『素敵な人生の終り方』、2014年公開の映画『ザ・インタビュー』にカメオ出演しているほか、ドラマ「アントラージュ☆オレたちのハリウッド」にも本人役で出演している。
一方、エミネムはマシン・ガン・ケリーを批判する楽曲の続編が待ち望まれている。
エミネムは『カミカゼ』に収録の“Not Alike”でマシン・ガン・ケリーを批判しており、これを受けてマシン・ガン・ケリーはエミネムの“Rap God”に言及している“Rap Devil”と題された楽曲を発表している。その後、エミネムは“Killshot”というアンサー・ソングもリリースしている。
エミネムがマシン・ガン・ケリーへ反論するための新たな曲について、シェイディー・レコーズのプロデューサーであるポーターは次のように語っている。「まさに今、取り組んでいるところなんだ。今は他の曲もやっているんだけどさ。でも、信じてくれ。曲は完成させるよ。これだけは言っておくよ。マシン・ガン・ケリーの身にはなりたくないはずだよ」
「こういう機会があって、やれるのは素晴らしいよ。賛辞を送りたいね。一つ心配していることを挙げると……『アイアンマン』で悪役のサノスがアイアンマンに惑星を投げつけたのを覚えているかい? あんなことになるかもしれないね」