テイラー・スウィフトは母親の意識が3年間戻っていないというファンに15,500ドル(約175万円)を寄付したことが明らかになっている。
サディというファンは先日、母親が酸素欠乏や脳へのダメージをもたらす出血性潰瘍を患って以来、3年間意識が戻らない状態になっていることを明かしている。
サディは自身が2015年にテイラー・スウィフトの『1989』ツアーに出かける数日前に母親が病に倒れたことを明かしており、難しい時期を乗り越えるためにテイラー・スウィフトの音楽を聴いていたことを明かしている。
「私たちは自宅で1日中母の面倒を見なくてはいけません。父は、母の側を離れることができないために仕事をすることができなくなってしまいました。兄と私とで、家族のために働かなければならないのです」とサディは現地時間10月1日にツイッターに綴っている。「私たち家族は難しい状況に置かれています」
「私をずっと元気づけてくれているテイラーには感謝しています」とサディは続けている。
テイラー・スウィフトはサディからのメッセージを受けて、彼女の家族に1万5,500ドルを寄付している。クラウドファンディング・サイト「GoFundMe」にサディが設置したページには、記事執筆時点までに2万5,000ドル(約280万円)を超える寄付が集まっている。
「愛を込めて。テイラー、(猫の)メレディス、オリヴィア・スウィフト」とテイラー・スウィフトは彼女の「GoFundMe」のページにメッセージを寄せている。
サディが設立した「GoFundMe」のページはこちらから。
https://www.gofundme.com/lauriannbartell
テイラー・スウィフトは先月、自身が2年前に寄付をしてセラピードッグを贈った、自閉症を患う8歳のジェイコブ・ヒルを自身の公演に招待している。
テイラー・スウィフトは2016年に、ジェイコブ・ヒルが介助犬を迎えられるように1万ドル(約112万円)を寄付している。当時6歳だった彼の従姉妹であるマケイリー・デューホンは2016年、「GoFundMe」で彼への寄付を集めるために、テイラー・スウィフトの“Blank Space”の歌詞を変えて彼について歌った動画をYouTubeに投稿しており、テイラー・スウィフト本人の目に留まることとなっている。ジェイコブ・ヒルのことを知ったテイラー・スウィフトは、母親とともに彼への寄付を行っている。