フランツ・フェルディナンドのドラマーであるポール・トムソンは「ひどいアート作品」が落下してきて怪我をしたことでツアーからの離脱を迫られている。
現在ツアー中のフランツ・フェルディナンドはこれまでにフランス、トルコ、グルジアなどで公演を行っている。現地時間の7月8日には、イタリアで開催されるマロスティカ・サマー・フェスティバルに出演している。
先日、フランツ・フェルディナンドは、ドラマーのポール・トムソンがモロッコのカサブランカで宿泊したホテル内で指に怪我を負い、パフォーマンスができない状態であるためにツアーから離脱すると発表している。フランツ・フェルディナンドはカサブランカにあるヒッポドローム競技場で公演を行っている。
「悲しいことにポールはカサブランカのホテルのロビーの壁に掛けられていたひどいアート作品が落下したことで指を骨折してしまったことを報告します」とフランツ・フェルディナンドは公式ツイッターで声明文を発表している。「彼の骨は粉々に砕け、ドラムスティックを握るだけでも強烈な痛みが伴うという状態です」
Paul will be unable to continue this tour while it heals.
We are happy to welcome our friend Mike Evans who will stand in for him temporarily.
— Franz Ferdinand (@Franz_Ferdinand) July 6, 2019
後のツイートで、ポール・トムソンの指が治るまで、臨時ドラマーとしてマイク・エヴァンスがツアーに参加することが明らかになっている。
フランツ・フェルディナンドのヴォーカリストであるアレックス・カプラノスは今回の事故についてツイートし、指を故障させたアート作品について「本当にひどかった」とジョークを飛ばしている。そして、「親友」でもあるマイク・エヴァンスの「素晴らしいドラミング」について語っている。
一方、ベーシストのロバート・ハーディーは今回の件について責めるべき相手を指摘している。「今回の件は、僕らがあんなにも長い間ロビーで待たされることさえなければ、起こらなかったはずだ」と彼はツイートしている。「そして、僕らがあんなにも長い間ロビーで待たされたのは、僕らが数ヶ月前から予約していた客室をモロッコの皇室が取っていたせいなんだ」
The painting was truly awful. https://t.co/ISupeYgTfC
— Αλεξ Καπράνος (@alkapranos) July 6, 2019
Some of you may want to follow my good friend @mjaevans who is filling in on fills, beats and generally fabulous drumming while our dear Paul Thommo recovers from having his finger bone pulverised in Casablanca.
— Αλεξ Καπράνος (@alkapranos) July 6, 2019
This wouldn’t have happened if we hadn’t had to wait so long in the lobby, and we had to wait so long in the lobby because the Moroccan royal family had taken our rooms, that we’d booked months before. https://t.co/1K8gWvDwLI
— Bob Hardy (@B0bHardy) July 6, 2019
フランツ・フェルディナンドは5月にポルトで行われた公演で新曲“Black Friday”を披露している。