ボクシングの元世界5階級王者であるフロイド・メイウェザーはジャスティン・ビーバーとトム・クルーズによる総合格闘技の試合が実現する可能性に言及して、プロモーターに自身を起用してくれれば話をしたいと語っている。
ジャスティン・ビーバーは先日、8角形のケージで試合が行われるUFCでトム・クルーズに挑戦したいとツイートしていた。ジャスティン・ビーバーはその後、当該のツイートについて「冗談」だと釈明しているものの、歴史的なスポーツ・イベントになるであろう両者の対戦の実現に向けて様々な関係者たちが動き出していることが報じられている。
今回、フロイド・メイウェザーは「TMZ」に次のように語っている。「もし彼らが俺をプロモーターとして起用してくれれば、(彼らの試合について)話をするよ。それまでは大人しくしているけどさ。自分のビジネスに集中しないといけないからな」
フロイド・メイウェザーが試合のプロモーターを務める可能性は必ずしもゼロではなさそうで、ジャスティン・ビーバーは2015年のフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオによるあの有名な一戦でフロイド・メイウェザーがリングに向かう際に帯同していたほか、過去にはフロイド・メイウェザーからボクシングのトレーニングを受けたことでも知られている。一方で、ジャスティン・ビーバーは2017年にフロイド・メイウェザーとの友人関係を断った可能性も報じられている。
「TMZ」は先月、UFCの代表を務めるダナ・ホワイトがジャスティン・ビーバーのマネージャーのスクーター・ブラウンから、ジャスティン・ビーバーが実際にUFCに参戦する可能性があると連絡を受けたことを報じている。しかし、実現のためにはトム・クルーズ陣営との相互の同意が必要となる。
UFCを所有するウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンタテインメントの代表のアリ・エマニュエルも試合の実現のために動き出しており、トム・クルーズも同じくこの企画に興味を持つはずだとの考えをスクーター・ブラウンに伝えたと報じられている。一方で、トム・クルーズは現在までに公の場でこの件に関する発言をしていない。
ジャスティン・ビーバーは先日、トゥールの“The Pot”の歌詞の一部をインスタグラムのストーリーに投稿してバンドの大ファンであることを明かしている。トゥールのフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナンはツイッターでこの件に反応を示しており、このニュースを報じた投稿に「参ったね」と返信している。
トム・クルーズは1986年に公開された映画『トップガン』の続編となる『トップガン:マーヴェリック(原題)』の制作が進められており、本作は2020年の公開が予定されている。