Kraftwerk、20年におよんだ“Metal On Metal”のサンプリングをめぐる裁判に勝訴

Kraftwerk

クラフトワークは長きにわたった“Metal On Metal”をめぐる裁判で勝訴している。

クラフトワークは1977年のアルバム『ヨーロッパ特急』に収録された“Metal On Metal”の音源をプロデューサーのモーゼズ・ペラムとマーティン・ハースが1999年に発表した楽曲でサンプリングしたことをめぐって争っていた。

モーゼズ・ペラムとマーティン・ハースは1999年にサブリナ・セトラーに提供した“Nur Mir (Only Me)”で、“Metal On Metal”で使われているドラムのシーケンスをサンプリングしている。

欧州司法裁判所は今回、オリジナルの音源を制作したプロデューサーの承諾なしではいかなる場合でも既存の音源をサンプリングすることはできないとする判決を下して、クラフトワークの主張を認めている。

欧州司法裁判所は一方で、オリジナルの音源が認識できないほどに変形させてサンプリングさせた場合においては、プロデューサーの承諾を得ることなく使用することができるとする判決も下している。

“Metal On Metal”にはクラフトワークのラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダー・エスレーベンがプロデューサーとしてクレジットされている。

ドイツの連邦裁判所は2012年、“Nur Mir (Only Me)”について著作権を侵害しているとし、同曲を今後販売することはできないとする判決を下していた。

しかしながら、ドイツの連邦憲法裁判所はその後、モーゼズ・ペラムとマーティン・ハースがクラフトワークの音源をサンプリングしたことについて、2人の「芸術の自由」の範疇を超えるものではないとする判決を2016年に下していた。

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