Kraftwerk、20年におよんだ“Metal On Metal”のサンプリングをめぐる裁判に勝訴

Kraftwerk

クラフトワークは長きにわたった“Metal On Metal”をめぐる裁判で勝訴している。

クラフトワークは1977年のアルバム『ヨーロッパ特急』に収録された“Metal On Metal”の音源をプロデューサーのモーゼズ・ペラムとマーティン・ハースが1999年に発表した楽曲でサンプリングしたことをめぐって争っていた。

モーゼズ・ペラムとマーティン・ハースは1999年にサブリナ・セトラーに提供した“Nur Mir (Only Me)”で、“Metal On Metal”で使われているドラムのシーケンスをサンプリングしている。

欧州司法裁判所は今回、オリジナルの音源を制作したプロデューサーの承諾なしではいかなる場合でも既存の音源をサンプリングすることはできないとする判決を下して、クラフトワークの主張を認めている。

欧州司法裁判所は一方で、オリジナルの音源が認識できないほどに変形させてサンプリングさせた場合においては、プロデューサーの承諾を得ることなく使用することができるとする判決も下している。

“Metal On Metal”にはクラフトワークのラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダー・エスレーベンがプロデューサーとしてクレジットされている。

ドイツの連邦裁判所は2012年、“Nur Mir (Only Me)”について著作権を侵害しているとし、同曲を今後販売することはできないとする判決を下していた。

しかしながら、ドイツの連邦憲法裁判所はその後、モーゼズ・ペラムとマーティン・ハースがクラフトワークの音源をサンプリングしたことについて、2人の「芸術の自由」の範疇を超えるものではないとする判決を2016年に下していた。

関連NEWS

  1. KRAFTWERK

    KRAFTWERK、2026年4月から5月にかけて来日公演が決定

  2. ロックの殿堂

    ロックの殿堂、2020年に殿堂入りを果たすアーティスト候補が発表に

  3. New Order

    元New OrderのPeter Hook、Kraftwerkについて語る

  4. フォーエヴァー・ヤング・シリーズ

    フォーエヴァー・ヤング・シリーズ、再始動第一弾として18タイトル&第二弾として24タイトルの発売が決定

  5. Kraftwerk

    Kraftwerk、4月に行われる来日公演が全公演完売となったことを受けて追加席の販売が決定

  6. Kraftwerk、来日公演を記念して2017年発表のライヴ作品の日本盤化が決定

  7. Kraftwerkの元メンバー、Daft PunkのThomas Bangalterになりすました人物とコラボしたことが明らかに

  8. Kraftwerk

    Kraftwerk、2020年のオール・ポインツ・イーストでヘッドライナーを務めることに

  9. Kraftwerk

    Kraftwerk、今月行われた来日公演の東京初日のセットリストによるプレイリストが公開

  10. Design Museum

    ロンドンのDesign Museum、Aphex TwinやKraftwerkを取り上げた展覧会を開催

  11. Kraftwerk

    Kraftwerk、オリジナル・アルバムのドイツ語版を含むデジタルでのリイシューが決定

  12. Florian Schneider

    KraftwerkのFlorian Schneiderが逝去。享年73歳