メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドはメタリカの音楽で野生のピューマを撃退したという女性に電話している。
ブリティッシュ・コロンビア州カウチン・ヴァレー地域のダンカンで、夜の散歩をしていたディー・ギャラントとハスキー犬のマーフィーは通行を妨げる野生のピューマに遭遇したという。しかし、メタリカの“Don’t Tread on Me”を流したところ、ピューマは茂みに走り去ったと報じられている。
この報道を受けてジェイムズ・ヘットフィールドはディー・ギャラントに電話をかけてきたという。「少し言葉を失ったわ」とディー・ギャラントはCTVニュースに語っている。「そんな考えられないことがすぐに起きて、まさに非現実的だった。彼は分別のある素晴らしい人物で、直接、それを知れたことは本当に嬉しかったわ」
彼女は次のように続けている。「18歳の頃の私にこんなことが起きるなんて言っても信じなかったでしょうね。興奮で飛び上がったはずよ」
ディー・ギャラントは事件の当時、ピューマに向けてメタリカを流した理由について次のように語っていた。「携帯にある中で一番うるさいものだと思ったから、怖がるんじゃないかと思ったの。曲名もピューマに伝えたいメッセージでもあったわ」
ディー・ギャラントはメタリカに感謝したいと語っていた。「いつか彼らに連絡して、ジェイムズ・ヘットフィールドに私の命を救ってくれたと伝えたいわ」
一方、メタリカは10作目『ハードワイアード…トゥ・セルフ・ディストラクト』のヨーロッパ・ツアーを行っている。また、メタリカはバンドの歴史をABCで振り返る子供向けの本を出版することを発表している。