オアシスの初代ドラマーとして知られるトニー・マッキャロルはデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』が今年でリリースから25周年を迎えたことに言及している。
トニー・マッキャロルはポッドキャスト「サウンド・ワーズ・STL」に出演して、『ディフィニトリー・メイビー』について当時は25年後に話題に上がるような作品になると感じていたかという質問に答えている。
「いくつかの曲に関しては、間違いなくそう思っていたよ」とトニー・マッキャロルは答えている。「“Live Forver”や“Slide Away”とかはね」
「25年後にこうなることを予測できていたかっていうと……バンドにいる時には、そういうことは考えなかったよ。自分たちの仕事をするまでだったからね」と彼は続けている。「25年経った今も人々が話題にしてくれていることだったり、こうして自分の身に起きていることには……すごく驚いているよ、正直にいうとね。本当に驚いている」
同じインタヴューの中で、トニー・マッキャロルはオアシスの再結成の可能性についても言及して、次のように語っている。「(今年に)何か起きてくれたらいいとは思ったよ。もし実現したら、自分も参加できたら嬉しいと思っていた。今年は25周年で、実現するならもってこいな年だと思っていたからね……実現はしなさそうだけどね。今はないんじゃないかな」
「もし実現したとしたら、自分が参加するかしないかにかかわらず、喜んで観に行くよ。他の人たちと同じようにね」
ノエル・ギャラガーは先日、イタリアのラジオ局「ラジオ105」の番組「105ミ・カサ」に出演して、25年前のデビュー・アルバムのリリースと、10年前のオアシスの解散のどちらの出来事を振り返ることが多いかという質問に次のように答えている。
「どっちのことも考えないね」とノエル・ギャラガーは語っている。「半年前に誰かに言われるまで、『ディフィニトリー・メイビー』が今年で25周年だなんて知らなかったし、オアシスの解散を振り返ることもない。俺は今日を生きているからね」
「あのアルバムをリリースした時も、オアシスを辞めた時も、どちらも俺の人生におけるものすごく重要な瞬間だし、素晴らしい日々だったことは確かだよ」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「『ディフィニトリー・メイビー』をリリースした時のことについて言えば、人生が開けたような瞬間だったし、オアシスを抜けた時もまた、新しい人生が始まったような瞬間だったからね」