リアム・ギャラガーはこの週末にバーミンガムで開催されるイベント「レジティメイト・ピーキー・ブラインダーズ・フェスティバル」に出演することが発表されている。
プライマル・スクリーム、アンナ・カルヴィ、スレイヴス、ザ・ストリーツのマイク・スキナーらも出演するこのイベントは、ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』の新シーズン公開を記念して開催される。
イベントをプロモーションするインスタグラムへの投稿に対して返答する形でリアム・ギャラガーは一言次のように述べている。「土曜日に会えるのを楽しみにしているよ」
レジティメイト・ピーキー・ブラインダーズ・フェスティバルはバーミンガムのディグベスにて現地時間の9月14日から15日にかけて開催される。
イベントについて『ピーキー・ブラインダーズ』シリーズの製作総指揮を務めるスティーヴン・ナイトは『NME』に対して次のように語っている。「ディグベスという場所が面白いのは、もう既に『ピーキー・ブラインダーズ』の世界になっているところでね! 郊外で、市街地からもそう遠くはない。第二次世界大戦の戦火からも都市計画からも逃れた場所なんだ。ヴィクトリア期における産業革命の時代の建物なんかがたくさん残っていてね。巨大な倉庫があったりして、当時の感じがまだ残っているんだ。僕からしてみれば、トライベッカにする前にトライベッカになっているんだよ。このストリートを2日間貸し切って、100年前の様子と現在の様子を両方味わえるようにするのさ」
『ピーキー・ブラインダーズ』の新シリーズでは、アンナ・カルヴィが楽曲制作を担当したことがわかっている。アンナ・カルヴィは『NME』に対して次のように語っている。
「このような作品に関われるなんて信じられないわ」と彼女は語っている。「自分にとっては全部が新しいことだったの。でも、とても自然に感じられたわ。奇妙なことだけど、作品のキャラクター達に本当に親近感を抱いているの。ぴったりだと思ったのよ」
「このドラマの大ファンなの。登場人物の服の着方や劇中歌、登場人物の強さや作品の映画性までとにかくすべてがお気に入りなの。テレビで観るほとんどのものに比べて、圧倒的に優れているわ」
『ピーキー・ブラインダーズ』新シリーズのトレイラー映像はこちらから。
『ピーキー・ブラインダーズ』の新シーズンには、サヴェージズのフロントマンであるジェニー・ベスも音楽制作で関わっている。ジェニー・ベスは本作をきっかけにソロ活動を始めると明かしている。
ジェニー・ベスは『NME』のインタヴューに対して次のように語っている。「この番組のファンだったの。キリアン(・マーフィー)も(サヴェージズの)ファンだってことも知っているわ」
「彼らは楽曲を探していて、私はスタジオで作業していたの」とジェニー・ベスは語っている。「彼らはいろいろな人に声をかけていくなかで、私のことも考えてくれたのよ。それで私が取り掛かることになったんだけど、すごく合っているということが分かったわ」
レジティメイト・ピーキー・ブラインダーズ・フェスティバルでは、他にも『ピーキ・ブラインダーズ』に出演している俳優のポール・アンダーソン(アーサー・シェルビー役)、フィン・コール(マイケル・グレイ役)、ケイト・フィリプス(リンダ・シェルビー役)、パディ・コンシダイン(ファザー・ジョン・ヒューズ役)を迎えた質疑応答コーナーも行われる。
一方、リアム・ギャラガーは9月20日にニュー・アルバム『ホワイ・ミー?・ホワイ・ノット』をリリースする予定となっている。