真心ブラザーズ弾き語りツアーファイナルにてデビュー30周年の豪華記念アルバム 「トランタン」詳細発表

2019年6月16日(日)、ヒューリックホール東京にて、真心ブラザーズのツアー『真心道中歌栗毛2019』が行われた。

『真心道中歌栗毛』は、YO-KINGと桜井秀俊のふたりだけ行う弾き語りツアーで、これで3回目。今回は4月6日(土)の大阪・ABCホールを皮切りに全国を回り、13本目のこの東京公演でファイナルを迎えた。

金屏風を背に、満員のオーディエンスの前に現れると、YO-KINGが軽くギターを鳴らしてキーを確かめてから「GREAT ADVENTURE FAMILY」を歌い始める、というスタート。

ふたりでアコースティック・ギターを弾く曲、YO-KINGがギターを置いてハンドマイクになる曲、ハープを吹く曲、というバリエーションで、アンコールを含め全21曲を披露していく。

「素晴らしきこの世界」や「サマーヌード」といった代表曲、「のり弁女」「いい天気」といった初期の曲、「おぼろげな春」や「風を浴びて君を想う」といったライブで歌われることがめずらしいレアな曲に加え、後半ではそれぞれが歌う新曲も2曲公開される。

桜井がこのツアーと並行してウルフルズのサポート・ギターを務めている、真心の楽屋でもウルフルズの曲の同じフレーズを練習しまくっている、という話をYO-KINGがしたり、Siriなどの音声認識アプリが恥ずかしくて使えないという点でふたりが同意したりと、ゆるくも楽しいMCが合間に何度かはさまれる。会場のヒューリックホールについて、「前は日劇だった場所だよね? 俺ここで『スターウォーズ』観たんじゃなかったっけ」と、YO-KING。

「おぼろげな春」は、サード・アルバム収録の曲でシングルではないのに、昔「どか~ん」しかカラオケに入っていなかった頃も、なぜかこの曲だけは入っていた、というエピソードも明かされた。YO-KING、「見えない力が働いているのかもしれない。」桜井、「カラオケ会社のお偉いさんが、歌いたいとか?」。

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