真心ブラザーズ弾き語りツアーファイナルにてデビュー30周年の豪華記念アルバム 「トランタン」詳細発表

11、12曲目は、ステージにひとりになって歌うブロック。桜井が「Baby」、YO-KINGが「その後の世界」を歌ったあと、前述の新曲公開へ。
桜井がボーカルととる「アイアンホース」では、間奏でギターソロを決めたYO-KINGに、「最終日はもう一丁!」と、さらにもう一周ソロを弾かせた。曲を終えてYO-KING、「指が痛い! ソロ二回やれって、パワハラだからね!」。

本編を「素晴らしきこの世界」「サマーヌード」「きみとぼく」の名曲3曲で締めくくり、ヒューリックホールを感動で満たしたあと、アンコールを求めるハンドクラップに応えて出てきたYO-KING、「アコギで2時間くらいやると、身体に余分な力が入ってるんですかね? 30年やっても……『いらぬ力は込めぬがよい』って言葉、いい言葉だよね」。

今後のリリースやライブのことを告知し、「30年前の6月にこの曲を作って、9月にデビューしました」と、デビューシングル「うみ」を歌う。ここ数年、この曲を歌う時YO-KINGは「君は僕の腕をつかんで」のところを「君は僕の前を歩いて」と変えて歌っていたが、今日は「腕をつかんで」に戻して歌った。
そしてラストは「空にまいあがれ」。サビだけでなく、歌い出しの「喋りながら走ってた」から、締めの「空にまいあがれ どこまでも高く 風の中で君が僕を見た気がしたよ」まで、オーディエンスのシンガロングがヒューリックホールを包んだ。

MCでも紹介されていた真心の次のリリースは、デビュー30周年を記念してファンからのリクエストを募り、10位までの10曲をセルフカバーしたアルバム『トランタン』。9月4日(水)に特別生産限定盤、初回限定盤と通常盤の3タイプが発売される。

特別生産限定盤には、周年の時くらいは…と、スタッフに煽られながら頑張っている彼らの動きを綴ったドキュメント映像、『真心ブラザーズ 30th Anniversary Document「2019年ほぼ上半期」がDVDに収録されている。更に30th特別記念グッズ“特製 トランタンTシャツ(フリーサイズ/非売品)”も付属。

レアアイテムになることは間違い無いので早めに予約をして是非手に入れてほしい。

ライブは、恒例イベント『マゴーソニック』の30周年スペシャルを、大阪・服部緑地野外音楽堂で開催。峯田和伸(銀杏BOYZ)、藤巻亮太、チャラン・ポ・ランタン、椎木知仁(My Hair is Bad)が出演する。

そして、30周年記念ライブ・ツアー『トランタン』が、9月27日(金)・28日(土)の東京・日本青年館2デイズからスタートする。1日目はLow Down Roulettes Zと、2日目はMB’sと共に行うステージ。これ以降のツアーも、Low Down Roulettes Z(ベース岡部晴彦・ドラム伊藤大地・キーボード野村卓史・コーラスうつみようこ)・EMOTIONAL ROCKERS(ベース柏原譲・ドラム茂木欣一・キーボード沖祐市)・SHIELD BREAKERS(ベース大木温之・ドラム佐藤シンイチロウ)の 3形態のいずれかで行っていくという、30周年ならではの特別仕様。なお、EMOTIONAL ROCKERS、SHIELD BREAKERS、が真心のサポートを務めるのは、活動休止直前の2001年以来、18年ぶりになる。

リリース、ライブと目白押しの記念すべき真心ブラザーズの30周年イヤーを、引き続きお楽しみいただきたい!

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