J LIVE TOUR 2015~2016 -light up the eternal flames-

Jが2月7日、[J LIVE TOUR 2015~2016 -light up the eternal flames-]の最終公演を新宿BLAZEで開催した。これは昨年リリースした自身10枚目のオリジナルアルバム『eternal flames』より開催したの続編ともいうべきツアーにあたる。
アルバム『eternal flames』収録新曲を中心に構成されたセットリストと、ツアーメンバーとして溝口和紀:Gt. (ex.ヌンチャク) masasucks:Gt. (FULLSCRATCH/the HIATUS) 有松”MASUO”益男:Dr. (BACK DROP BOMB)を携えたサウンドは、明らかに新たな”炎”がバンドに灯されていた。

完全ソールドアウトで迎えた新宿BLAZEでは、「今夜、1番とんでもないライブにしたい、燃え上がって行こうぜ!」と、時から、更に強力となったバンド・サウンドがステージより繰り広げられ、フロアからも負けじと声援が贈られ、拳が次々と上がっていく。
「Go Chrage」で着火されたライブは、「PYROMANIA」でフロアいっぱいの炎が灯り揺れ、10枚目のアルバムにして到達した1つの答えとも言うべき「I know」では、そのミドルチューンから放たれるサウンドとメロディに、とてつもない力強さが宿っていた。
「今日、ルールを決めよう、ぶっ壊れるまで叫べ!!」と放つ「Sixteen」に、フロア全体で踊り叫びながら応えるオーディエンスへ、畳み掛けるように「go crazy」を浴びせダイブの応酬が繰り広げられる。

「Immortal galaxy」の演奏に入る前に「ずっと演奏していたいな」とJから語られるように、『eternal flames』に収録された楽曲たちは、その永遠の扉を開けるだけでなく、これからも歌い継がれる名曲であることを再認識させられ、唯一無二の”ライブ”という瞬間を永遠にしてきたJだからこそ、「Jayne」の持つ壮大なスケール感を放つことができるのだろう。
後半戦では、この強力布陣で臨んだメンバーでのセッションを起爆剤に、激しく荒々しいサウンドと、スリリングなリフで会場を沸かせ、そのまま「BUT YOU SAID I’M USELESS」へ突入。溝口和紀とmasasucksによるギター・バトルを繰り広げ、沸点が冷めることなく次々と演奏を畳み掛ける。本編ラストの「break」まで、絶頂のまま走り抜けたライブは、「止まらない!止めるな!」という叫びと共に幕を閉じた。

止まない”Jコール”に迎えられ、再び登場したJから『eternal flames』に込めた想い、そしてツアーを通して得た景色は、全国各地のファンがいたからこそという感謝を述べると、温かな拍手に包まれた。
有松”MASUO”益男、溝口和紀が順番に呼び込まれ、最後にmasasucksと思いきや、本ツアーの初回公演のドラムをつとめたSAMBU (NAMBA69)が登場するというサプライズも。本ツアーも収められてるライヴ&ドキュメント「CRAZY CRAZY V -The eternal flames-」のアナウンスに次いで、8月に「J Birthday LIVE 2016 -Special 2 Nights-」開催決定が告げられると、大歓声が沸き起こった。
「Believer」からアンコール・ナンバーを鳴らし、「NOWHERE」での大合唱、そして、いくつもの炎を灯し続けた「Feel Your Blaze」でこの日のライブは幕を閉じた。

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