12月17日・18日、あいみょんが『AIMYON TOUR 2019 -SIXTH SENSE STORY-』の神奈川公演を横浜アリーナで2日間開催、計26000人を動員した。
10月からスタートし、自身最大規模のワンマンツアーとして22公演が行われた今回のツアーは、全公演がソールドアウト。2月には東阪で追加公演も決定しているが、年内でのワンマンライブはこの2デイズが最後ということもあり、気合いの入ったパフォーマンスを披露した。
ここでは18日の模様をレポートする。

写真:鈴木友莉
開演時刻を過ぎ、ツアータイトルの映し出された幕が上がると、ステージに設置された6個のミラーボールがまばゆい光を放つ幻想的なオープニングの中、「ら、のはなし」でライブがスタート。歌詞に合わせて泡の模様が映し出された「今夜このまま」を届けると、「ふたりの世界」では「大きい声でアレ聞かせてください!」と呼びかけ、オーディエンスが曲中で「セックス!」と応えるお馴染みのやりとりも。さらに「愛を伝えたいだとか」のアウトロではステージ前方に出て行き、フロアを盛り上げる。ワンマンとしては過去最大のキャパながら、序盤から自信と余裕を感じさせるパフォーマンスは、まさにツアーの賜物だ。

写真:鈴木友莉
照明の効果も加わって、平歌とサビのコントラストがよりドラマチックになった「真夏の夜の匂いがする」、スクリーンに〈ナンマイダ〉という歌詞が映し出された「二人だけの国」と、趣向を凝らした演出でも楽しませつつ、「わかってない」を力強く歌い終えると、「SIX SENTH STORYにようこそ!」とピースを決めて、ここから最初のMCコーナー。13000人も集まっていながら、MCになると途端にアットホームな雰囲気になるのもあいみょんらしく、ブロックごとのお客さんに呼びかけたり、「家族で来た人?カップルの人?」と聞いたり、距離の近さが感じられる。