THE YELLOW MONKEY、初のドームツアー2本目、4万人が熱狂した京セラドーム 「これからも自分たちが信じるロックンロールを」

アンコールでは、バンド名をあしらった巨大な電飾のオブジェがステージに掲げられるなか、「悲しきASIAN BOY」で、この日いちばんの盛り上がりを作り上げると、最後に、初日ナゴヤドームのエンディングで音源が流れた新曲「未来はみないで」がライブで初披露された。実は再集結後にいちばん最初にできていたというこの曲について、吉井は「ザ・イエロー・モンキーから皆さんへの手紙のようなもの」と説明。その想いをこぼさずに受け取ろうとするかのように、集まったお客さんはスクリーンに映し出される歌詞を見つめ、じっとその曲を聴きいっていた。

THE YELLOW MONKEY

photo by横山マサト

昨年末からはじまった「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR」は残すところ4月4日、5日の東京ドームの2Daysのみ。そこで、イエローモンキーの“シーズン2”は締めくくりとなり、今後の活動のための準備期間に入るという。“30周年”と“シーズン2”のふたつの意味で集大成となるラスト東京の2日間は、彼らのバンド史に残る伝説のライブになることは間違いない。
(文:秦理絵)

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