「Two Dragons VOL.2」THE MAN vs ZIGZO

新宿西口にオープンする新ライヴハウス「ReNY」にて、ライヴイベント【Two Dragons Vol.2】が8月6日に開催された。【Two Dragons】は、冷牟田 竜之率いる気鋭の2バンド”THE MAN””DAD MOM GOD”のいずれかをホストに、ゲストバンドを迎えて送る新イベントシリーズ!今年の2月にTHE MANとSPEEDER-Xの2組によって行われたイベントで、2回目となる今回は、オーセンティックスカをベースにしたルードなROCKグルーヴのスカバンド「THE MAN」、そしてゲストには、今年デビュー15周年の「ZIGZO」が迎えられた。

SEが鳴り響く中、「こんばんは、ZIGZOです」と高野 哲の一声から奏でられたのは最新アルバム”FOREVER YOUNG”から「渦」。「衝動」「Day By Day」と続き、復活以降にリリースされたアルバムの1曲目をセレクトするという図らいに「逆にわかりづらかったかも知れない(笑)」というMCを挟み、「B型ゆえのLOVE SONG」、岡本 竜治と高野 哲の共作「I Cult You」「君をいつまでも」とZIGZO流のラヴソングを演奏し、会場を沸かせた。

高野 哲がマラカスを持ち、櫻澤 奉徳のドラミングが踊る「Dancing in the Chains」では、ステージとフロアでコール・アンド・レスポンスが起こり、アコースティック・ギターのカッティングから始まる「残響」では大西 啓之のベースがそのグルーヴで会場を揺らす。

「人々の匂いが混ざって、ライヴハウス独特の匂いになっていくけど、この”ReNY”もみんなでその匂いを残して育てていこう」と、高野 哲からバンドを代表して「ReNY」へのMCと共に放たれたのは”Add9 Suicide”に収録されている「I am a Slider」。リレコーディングをし、”FOREVER YOUNG”にも収録された名曲「ひまわり」では、会場内を囲む電飾にいっぱいの”ひまわり”が映し出され、フロアは歓喜に湧いた。

岡本 竜治のコーラスが心地よく絡む「I’m in Love」は原曲よりも早いテンポで、今のバンドの勢いが感じられる。そしてラストの「FOREVER YOUNG」で大歓声の中、ZIGZOのステージは終了した。

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