NAMBA69 LET IT ROCK TOUR 2015 渋谷 CLUB QUATTRO guest band The BONEZ

アンセム曲「THE WORLD IS YOURS」では、エモーショナルな一面が垣間見れ、大合唱に包まれた「TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS」まで、落ちることのないテンションでフロアを沸かせた。
「みんなでいい感じにしよう!行こうぜ未来へ!」と、拳が突き上がった「未来へ~It’s your future~」は、どこまでも突き抜けていくようだった。
「ガチなバンドになったから、その辺を突破していかなきゃね(笑)。」と、冗談交じりに話す難波のことを、K5は”難波さん”と呼んでいたが、このステージで”ナンちゃん”と声を掛ける一面もみせ、会場を沸かせた。

そんな難波が、幾つもの苦難を乗り越えてきた過程を歌った「WALK」は、このツアーを通して数々の街で歌われ、そしてどれだけの挫けそうになっていたオーディエンスを歩かせてくれたのだろうと想像してしまう。それ程、今のNAMBA69はポジティブに溢れたバンドとなっているのだ。フロアいっぱいに広がったサークルモッシュで歓喜した「ONE MORE TIME」、グッド・ヴァイブスを呼び込んだ「GOOD TIMES」で本編は終了した。
アンコールに応えてステージに登場したメンバーと共に、ゲスト・バンドとして出演したThe BONEZからJESSEが加わり、「LET IT ROCK feat. JESSE」を披露する。何度もフロア側へ向かうJESSEに、ダイヴで応えるオーディエンスは最高潮となる。

「革命を起こそうぜ!」と高らかに宣言し、「REVOLUTION」を演奏。さらにダブルアンコールに応えて再度登場したメンバーから「INTRO」「MY WAY」の2曲を熱い演奏で締めくくった。何度も客席へダイヴをした難波からは、満足そうな笑顔と、大円団で【LET IT ROCK TOUR 2015】が終えた喜びをオーディエンスと分かち合うように映った。
既に幾つかのイベント出演も決定しているNAMBA69。このツアーで更に成長を手にした彼らの熱いステージに、是非注目して欲しい。