原田知世『L’Heure Bleue』の発売記念イベントを開催。満員の観客が原田のバースデイを祝う

続けて、「宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』をモチーフにした元チャットモンチーの高橋久美子さんによる素敵な歌詞と、その歌詞を最大限に引き出した伊藤ゴローさんによるメロディが、見事な化学反応を起こして、50代最初のアルバムにして、自分にとって新たな代表曲ができました」と語り、アルバムのリード・トラック「銀河絵日記」を伸びやかに歌った。

歌い終わると、観客の拍手の中、バースデイケーキがステージに登場。伊藤ゴローとロビン・デュプイが「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」を演奏し、場内一同で原田の51回目の誕生日を祝った。それを受けて原田は、「50代のピカピカの一年生になりました(笑)。昨年のデビュー35周年のときにも感じましたが、ファンの皆さんをはじめ、多くの出逢いがあったおかげでここまで来られたと思います。昨年に続いて今年もこの日に皆さんとお会いできて、一緒に時間を過ごすことができて、心から感謝しています」と語った。そしてアンコールとして新作から「2月の雲」を披露し、イベントを締めくくった。

新作『L’Heure Bleue』は、10年以上の音楽パートナーである伊藤ゴローを中心に、堀込高樹(KIRINJI)、土岐麻子、高橋久美子(ex. チャットモンチー)、辻村豪文(キセル)、角田隆太(ものんくる)、角銅真実といった多彩なアーティストを作家陣に迎えて制作された4年半ぶりとなるオリジナル・アルバム。デビュー35周年を経て、気持ちも新たに歩み始めた原田の等身大の姿を表現した作品になっている。

原田は新作のプロモーションで、27日(火)にNHK総合テレビ「うたコン」に出演して「銀河絵日記」を歌唱し話題となったが、12月1日(土)には関西テレビ系全国ネット「にじいろジーン」に、8日(土)にはフジテレビ系「MUSIC FAIR」に出演することが決定している。

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