The BONEZ 圧巻のツアー・ファイナル!2019年には4都市に及ぶZeppツアーが開催決定!

9月30日に予定されていたThe BONEZのTOUR「WOKE」-ENCORE-は台風の影響で延期を余儀なくされ、この日遂に振替公演を迎えた。開演時刻を数分回った頃に暗転、凄まじい歓声が沸き起こる中でJESSE(Vo/G)、NAKA(G)、T$UYO$HI(B)、ZAX(Dr)のメンバー4人が円陣を組んでスタンバイOK。それからJESSEだけに照明が当たり、ゆっくり歌い始めると、「Until you wake up」でショウの火蓋を切った。いきなりフロアを焚き付ける攻撃力を見せつけると、次は「Bird〜people with wings〜」に突入。ステージからスモーク4本が噴き上がる演出もあり、オイ!オイ!の地鳴りのような歓声も耳に飛び込み、スケール感のある雄大な曲調はこのZEPP TOKYOでも抜群に映えていた。

写真:Yoshifumi Shimizu

ヘヴィなグルーヴ感で攻める「Revolution」を挟むと、ここからまた最新作『WOKE』収録ナンバーを畳み掛ける。エッジ際立つリフが冴え渡る「Rude Boy」、パンキッシュな疾走感に満ちた「Nice to meet you」、ラップを用いたヘヴィロック調の「Code name」、メランコリーなエモーションを運ぶ「Kings work」など、どの楽曲も即効性に長けたライヴ感を叩き付けてくる。
また、煌々とミラーボールが回る中、The BONEZにとっては新境地とも言える「LIFE」が始まると、多幸感に満ち溢れた空気が会場の四隅に広がっていく。

写真:Yoshifumi Shimizu

再び「Louder」、「Adam&Eve」とアッパーな楽曲を放った後、メンバーが一人ずつ長めのMCで胸の内を述べていく。
「この日を目標に突っ走って来た。K(Vo/Pay money To my Pain)の穴は1ミリも埋まってませんけど、ずっとあいつが生きてる気がして」(ZAX)

写真:TAKAHIRO TAKINAMI

「ZAX、ツヨぽん(T$UYO$HI)から話は聞いてて、The BONEZに入ってから、ZEPP TOKYOは特別な場所なんだと思うようになった。振替で来れなかった人もいるだろうけど、今日だから来れた人もいると思うから。今年親父が死んで・・・今日は親父と最初に買ったギターを使ってる。今日は何かを思って演奏しようと思う」(NAKA)

写真:TAKAHIRO TAKINAMI

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