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GLAY、大阪城ホールでのメジャーデビュー通算1000回目となるライブのオフィシャルレポートが到着

GLAYオフィシャルファンクラブ「HAPPY SWING」の発足25周年を記念したスペシャルライブ『GLAY LIVE TOUR 2022 ~We♡Happy Swing~ Vol.3』が、7月12日(火)の大阪城ホールよりスタートした。今回はコロナ禍の開催ということで、”参加したい人がみんな参加できるように”と非会員でもチケットのエントリーが可能となっている。また、Vol.2までは幕張のみでの開催であったが、今回はツアーというかたちで大阪・仙台でも公演が行われる。

そして大阪2日目の公演はGLAYがメジャーデビューをしてから通算1000回目となる、活動史上記念すべきライブとなった。

記念すべき1,000回目のライブ。久しぶりのフルキャパ公演となる大阪城ホールからは歓迎の拍手が鳴り響く。照明が暗転すると、過去作品が次々と映し出されるパノラマ映像がステージ上の3つの大型モニターで広がり、ファン達と一緒になって過去を振り返ってみるような映像は、壮大なサウンドと共にライブの始まりを告げた。

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シンプル目なオレンジ調の照明の中でオープニングナンバーとして披露されたのは、「隠れた名曲」として多くのファン達に支持されている切ないラブソングの「都忘れ」。伸びやかさを保ちながら広がるTERUの歌声は、切ない歌詞を淡々と語っていき、見事にライブのスタートダッシュを成功させた。次のナンバーとして、TERUがタンバリンを叩きながら披露した「summer FM」の軽快なリズムのあとに、「GROOVY TOUR」のサイケデリックサウンドが際立つイントロが流れることで、大阪城ホールは本格的に熱気を帯びていく。メンバー達もそれぞれステージバック席前に移動する等、自由に動きながらファン達へ惜しみなくパフォーマンスを披露。アップテンポなナンバーが次々と演奏され場が盛り上がっていく合間には、ファンクラブ発足25年の中で、過去会報に掲載された思い出の写真がダイジェスト形式でモニターに移され、ファン達への贈り物としての役割を果たした。

疾走感を与えた「GONE WITH THE WIND」が終わり一息ついた後は、「月の夜に」の軽快なアコーディオンの音色が会場を包む。TERUの「光でいっぱいにしてください」という一言も、歌詞と共にGLAYをサポートしてきたファン達への想いが会場内に行き渡った。ここから、哀愁漂うピアノイントロからスタートされる、自他共に認める代表曲「HOWEVER」を含むバラードナンバーを数曲披露し、ライブに落ち着きを足した。

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センチメンタルな曲調の「夏音」の演奏が終わった直後、60thシングル「Only One,Only You」(2022年9月21日(水)発売)に収録予定の新曲「クロムノワール」が流れる。今回のライブが初披露であり、モノクロの映像と共にTERUの切々としたパワフルなヴォイスが観客を包み込み、この壮大なナンバーがライブの世界観を広めることで、会場は再びヒートアップしていく。

イントロから客席がざわついた「百花繚乱」の次には、「クロムノワール」同様60thシングルに収録予定の、ポップでエネルギッシュなリズムの「GALAXY」が流れる。掛け声が出せない状況下でもファン達は積極的に腕を振り、メンバーと元気づけ合うシーンを演出していた。メンバーもその情熱に応えるように、「SHINING MAN」の途中では事前配布されていた赤と青の両面パネルを使いメンバーの質問にファン達が答えていく、参加型のQ&A企画を実施。場を更に和ませるジョーク混じりのMCを満喫しながら、観客側からは聞き心地の良い笑い声が上がっていた。

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後半にむけ加速していくライブは、ハイテンションナンバー「ビリビリクラッシュメン」、「ピーク果てしなく ソウル限りなく」といっきに畳み掛け、本編ラストを飾るのは、TERUの「一緒にバーストしようぜ!」というインパクトのある声掛けから始まった「BURST」。曲のエンディングではドラムが更にビートアップすることで、まさに内なる熱気を爆発させるようなパフォーマンスになり、これで本編は終了。

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