森山直太朗

森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』 大千秋楽となる101本目の追加公演ライブレポート

デビュー20周年を記念したアルバム『素晴らしい世界』を引っ提げ、2022年6月にインディーズ時代の思い出の地“吉祥寺・LIVE HOUSE 曼荼羅”での初日公演から約1年4ヶ月に亘り、自身初となる全国100本のアニバーサリーツアーを展開してきたフォークシンガー森山直太朗。

この全国100本アニバーサリーツアーでは、弾き語りツアー(前篇)、ブルーグラスバンドツアー(中篇)、フルバンドツアー(後篇)と3つの編成それぞれの形態のツアーで離島を含めた日本全国87ヵ所を回り、全国で約11万人強を動員。そして10月22日(日)NHKホールでの100本目となる千秋楽公演で見事完走を果たした。

森山直太朗

さらに翌10月23日(月)にNHKホールにて行なわれた、101本目の一夜限りの追加公演では、このツアーの集大成として‟弾き語り+ブルーグラスバンド+フルバンド”の3形態の編成で、約4時間弱にわたって豪華全30曲の“全部のせライブ”を披露し、有終の美を飾った。

この一夜限りの追加公演で、アニバーサリーツアーを振り返りながら、MCで、
「生まれ育った渋谷で、101本目の公演をできて嬉しいです。本当にありがとうございます。
伝えたいことがあって、一旦(ツアーは)今日一区切りとなるのですが、来年、3月16日(土)「素晴らしい世界」番外篇として、アニバーサリーツアー「素晴らしい世界」番外篇、in 両国国技館を行います。両国国技館で初めて単独公演をさせていただくことをここに告知致します。憧れのセンターステージ、ワンマン初めてなのでよろしくお願いします。」
と、この20周年記念ツアーの番外篇として102本目、自身初となる両国国技館単独公演が開催されることが発表された。

森山直太朗

デビュー20周年、全国101本のアニバーサリーツアーを完走した彼は、10月から放送している安野モヨコ原作のアニメ「オチビサン」(NHK総合テレビで放送中)の主題歌を書き下ろし・歌唱していることでも話題となっており、ツアー番外篇としてツアー102本目、自身初となる両国国技館公演も発表し、ツアーの終着点はどこになるのか、今後の彼の活動も目が離せない。

写真: © Yosuke Torii 

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