きみとバンド、「きみとバンド Zepp tour WEST 2024」の初日をZepp Osaka Baysideで開催

あの場所、武道館を目指して。
インディーズガールズバンド「きみとバンド」が「きみとバンド Zepp tour WEST 2024」の初日公演をZepp Osaka Baysideで開催した。
このツアーはインディーズガールズバンド初の武道館公演・Zepp全国5大都市ツアーを目標に掲げたきみとバンドがその前哨戦として開催したもので全16曲を披露した。

定刻の14:30になると客席が暗くなり、BGMとともに紗幕にカラフルなライティングが映し出された。
BGMが止まると、メンバーの影が映し出され、軽快な大野のドラムソロからゆきたんのベースソロに繋がると紗幕が落ちる。
きみとバンドのライブ1曲目の定番でバンド名と同名曲「きみとバンド」でスタート。

続いてきみとバンドの中では比較的テンポが速くディスコ調のイントロから始まる「スローモーション」と2曲を披露した。

曲が終わるとギターの清原が「私たちにとって1年半ぶりのZepp。めちゃくちゃ楽しんで帰りたいと思います。盛り上がっていきましょう。それでは、次はきみとバンドの中でも人気の青春ソングをお届けします。Rosemary」
最初の2曲から一転して、ミディアムバラードできみとバンドでも1・2を争う人気曲「ローズマリー」、続いてアイドルが歌ってもおかしくないPOPな「きみが好き」と幅広い音楽性のきみとバンドを体現する2曲を演奏した。

今度のMCはボーカル森田だ。「私たちにとってZeppってやっぱり特別な場所で。1年半前にZepp HANEDAを埋めて、そこから本当に状況がガラッと変わって。周りの目も実感出来るくらいに変わって。本当に節目の大切な場所なんだなと思いました。ここからはカバー曲を少し披露したいと思います。それでは聞いてください。紅蓮華」

 ここから最近、きみとバンドが力を入れているアニソンカバー「紅蓮華(LiSA)」、「新時代(ado)」、「ブルーバード(いきものがかり)」の3曲を立て続けに演奏した。このカバーではボーカル森田のボーカリストとしての実力が分かる素晴らしい歌声を響かせた。
再び清原が「先日の台湾で初披露させて頂いたブルーバード。日本では初披露となりました!昨年からアニソンカバーを始めてきまして。きみとバンドにはオリジナル曲がたくさんあるのになんで?って思われる方もねいるかもしれないんですけど、来年?じゃなくて来月にはね。その意味というか理由も分かると思うので」
 ここから森田がキーボードにチェンジした。こちらも最近のきみとバンドの定番となっている至極のバラード3連発「さよならリフレイン」、「ユメコイ」、「つよがり」を披露した。

今度はドラムの大野がMC。「この前の名古屋では、泣いちゃった。武道館までは泣かないと決めていたのに。本当に色々あって、Zepp HANEDAを埋めたのだから他もやらないととか、4年目だから上手く演奏しないといけないとか今までにはないプレッシャーを感じていて。なんか一番大切なものを忘れてしまっていました。きみとバンドはいつだって、がむしゃらに泥臭く。そして楽しく。私たちにはみんながいるから。みんなと一緒にあの場所へ行くために自分たちのスタイルを信じて進んでいきます。」

ここからきみとバンド最速曲でインディーズガールズバンド初の武道館を指す思いが込められた「あの場所へ」、更にファンがジャンプして盛り上がる「恋のモンスター」、そしてきみとバンドのライブの最後の曲としてお馴染みの「∞YAKEN」を演奏して本編を終了した。

本編が終わると同時にきみたちの「アンコール」の大合唱から、きみとバンド流HIPHOPで愛媛県東温市の観光大使を務める清原作詞の「東温ラブストーリー」が流れ始めた。すると客席側からメンバー4名が登場して客席を練り歩きながら披露した。
ステージに戻ると清原が「アンコールありがとう。この登場がなんか定番になりつつあって怖いよね。毎回どこから出てくるんやろみたいな。」と語るとタオルを持つ。曲に合わせてタオルを回すきみとバンド流HIPHOP、「spicy!」を披露した。そしてアンコールラストは「歌にのせて」で終了した。

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