あいみょん 全公演ソールドアウトの全国ツアーを完遂!

大ファンだというサルバトーレ・ダリの作品「ロブスターテレフォン」から今回のツアータイトルがつけられたこと、名古屋・福岡・大阪・東京が全公演ソールドアウトしたことに続いて、
「あいみょん」というニックネームを付けた地元の友達が大阪公演に来てくれたことを嬉しそうに話し、「大好きな大好きな大好きな友達の曲」と言って、“○○ちゃん”へ。ギターのミウラヒデアキをはじめとしたバンドの熱量高い演奏も加わって、爽やかな感動が広がった。

あいみょんと大塚雄士のドラムのみのプリミティブな編成で演奏される“憧れてきたんだ”に続いて、「後半戦盛り上がって行きましょう!」と呼びかけると、パンキッシュに疾走する“貴方解剖純愛歌〜死ね〜”から、「盛り上がれますかー?」と挑発的に盛り上げて、ロックンロールな新曲“夢追いベンガル”を披露。さらに“RING DING”を畳み掛けると、場内はこの日一番と言っていい盛り上がりを迎えた。

「テレフォン、ロブスター!」のポーズ付きコール&レスポンスでコミカルな空気が生まれた中、「上京して二年目で、昔はこの下のブックオフの100円コーナーで、クアトロをソールドアウトさせてるバンドのことを眺めてたけど、まさか自分がソールドアウトするなんて思わなかった」と改めてオーディエンスへの感謝を伝え、「今めちゃめちゃ楽しめてる自分が好きやし、音楽やっててよかった」と語ると、上京当時に作った曲だという“風のささやき”をエモーショナルに歌い上げる。
さらには“漂白”でメロディーと歌の魅力を改めて示すと、最後はもはやアンセムとなりつつある“君はロックを聴かない”で本編を締め括った。

自然と沸き上がった「あいみょんコール」に応え、まずはあいみょんが一人でステージに登場すると、サポートメンバーを一人一人紹介し、「最後にみんなであれやっときますか?」と、もう一度テレフォンロブスターのコール&レスポンス。
そして、アンコールの一曲目に披露されたのが、4月25日に発売されるニューシングル“満月の夜なら”。
セクシャルな歌詞と軽快なビートによる、少しだけ大人びたムードがまたしても新境地を感じさせるこの曲は、発売前からすでに大きな話題を呼んでいるが、あいみょんの体全身を使ったパフォーマンスもあって、大歓声に包まれた。

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