本日、5月29日(水)にTHE YELLOW MONKEYの通算10作目となるニューアルバム『Sparkle X』がリリースされた。今作は各所より評判が高く、バンドの原点回帰とも言える11曲収録のアルバムとなっている。そのアルバムの収録曲から「罠」のミュージック・ビデオが公開となった。
本楽曲の「罠」は、THE YELLOW MONKEYらしい疾走感のあるロックナンバーで、ミュージック・ビデオは「死神達の悪戯」がコンセプト。ボードゲームを囲んで実際にメンバー4人がゲームをする姿は、まるで映画のワンシーンのよう。楽曲の勢いを表現するメンバーソロの演奏シーンも必見。
このボードゲーム自体や、映像に映されている美術品は、これまでのTHE YELLOW MONKEYの楽曲や「罠」の歌詞から着想を得たもので、ミュージック・ビデオのためにオリジナルで作られた。ボードゲームを動かす4体の猿のコマもこのミュージック・ビデオのために作られたアイテムである。
ゲームの中で罠にはめられても希望を捨てないバンドの姿、また死神達の遊びに屈しないTHE YELLOW MONKEYの姿を描きたいと監督の今原電気氏は企画を構想していったが、「悪戯な死神達と何度も蘇る魂。視聴者の皆さんがそれぞれにこのビデオのメッセージを考え、受け取ってくれたら嬉しい」と監督は語る。
何度も繰り返し見たくなる映像作品に仕上がっており、細部に渡るアイテムの拘りにもぜひ注目していただきたい。