Paul McCartney、WINGSのキャリアを振り返る新刊書籍の刊行が決定

Paul McCartney

ポール・マッカートニーは『ウイングス:ザ・ストーリー・オブ・ア・バンド・オン・ザ・ラン』という書籍が刊行されることが決定している。

11月4日に刊行される本書はポール・マッカートニーがザ・ビートルズの巨大な成功の後、1971年にリンダ・マッカートニー、デニー・レインと共に結成したウイングスについて語られたものになるという。

「20世紀後半のサウンドトラックを形成することになった楽曲、コラボレーション、パフォーマンスを熱狂的かつ立体的に称賛していく」と説明されている本書はポール・マッカートニーをはじめとするバンド周辺の主要人物による50万語以上のインタヴューが掲載される。

本書はアルバムを通してバンドが与えた影響を探り、キャリアを通してラインナップの変遷を追ったものとなり、ナイジェリアで強盗に襲われた時やイギリスの大学のホールにサプライズで登場した時など、様々なエピソードが披露され、“Let ‘Em In”、“Live And Let Die”、“Band On The Run”といった名曲が書かれた時のことも振り返る内容となっている。

『ウイングス:ザ・ストーリー・オブ・ア・バンド・オン・ザ・ラン』には100点以上の写真も掲載され、その多くはこれまで未公開のものとなっている。「音楽を巡る概況と趣味嗜好が社会的な視座と共に分岐し始めたザ・ビートルズの解散直後の状況と世界に与えた大きな影響に新しい光を当てていきます」と説明文には記されている。

ポール・マッカートニーは本書について次のように語っている。「この本を通してウイングスの頃に戻って、僕らの向こう見ずな冒険の一部を追体験できることをとても嬉しく思うよ」

「ザ・ビートルズの後、一からスタートするなんてクレイジーだと感じたこともあった。難しい時期もあったし、自分の決断に疑問を感じることも度々だった。でも、状況がよくなっていくにつれて、『よし。これはいいぞ』と思えるようになった。ウイングスはいいバンドになれると証明したんだ。ザ・ビートルズと同じように大勢の観客の前で演奏して、違った形で影響を与えることになったわけだけど、すごく楽しかったよ」

ウイングスについては1975年発表のアルバム『ヴィーナス・アンド・マース』がリリースから50周年を記念して再発されることが決定している。ウイングスにとって通算4作目となるアルバムはハーフ・スピード・マスターのスペシャル・エディションが3月21日にリリースされる。

アルバム『ヴィーナス・アンド・マース』は「ウイングス・オーヴァー・ザ・ワールド」ツアーに先立ってリリースされた作品で、同作からのシングル“Listen To What The Man Said”は全米シングル・チャートで1位を獲得している。アルバムにはライヴでファンに人気の楽曲“Letting Go”も収録されている。

ポール・マッカートニーは2025年の新年の抱負としてアルバムを完成させることだとして次のように語っている。

「一つはアルバムを完成させることだね。たくさんの曲に取り組んできたんだけど、ツアーのために中断せざるを得なかった。だから、またそれに取り掛かって、そうした多くの曲を完成させたいね。そんな感じかな。だから、新年の抱負はアルバムを完成させることだね」

また、ポール・マッカートニーは著作権法の改正案を批判して、もしそれが実現すれば、AIがアーティストから搾取することを可能にし、「創造性の喪失」につながると述べており、エルトン・ジョンもこの意見を支持している。

関連NEWS

  1. Paul McCartney、Bob Dylan

    Paul McCartney、Bob Dylanと初めてマリファナを吸った時のことを振り返る

  2. James Mccartney

    James Mccartney、最新シングル「Heaven」のMV公開

  3. ポール・マッカートニー、アビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道を渡る映像が公開

  4. Paul McCartney

    Paul McCartney、『ワン・ハンド・クラッピング』の日本での劇場上映が決定

  5. ポール・マッカートニー、ビートルズ時代のアルバムを全曲演奏する可能性はないと語る

  6. Paul McCartney & Wings

    Paul McCartney & Wingsの新たなベスト・アルバム『ウイングス』11月7日発売決定

  7. ポール・マッカートニー、ドラッグを使用した際に神を見たという体験について語る

  8. James McCartney

    James McCartney、Sean Lennonと共作した「Primrose Hill」の音源を公開

  9. Paul McCartney

    Paul McCartney、今春に北米ツアーを行うことを発表

  10. eric clapton

    Paul McCartney、Eric Clapton、Jimmy Pageら、チャリティに出品されるギターにサイン

  11. War Child

    War Childのコンピレーション『HELP』が25周年を記念して再発されることに

  12. Paul McCartney

    Paul McCartney、常に眼の体操を行って視力を保っていると語る

  13. Lady Gaga

    Lady Gagaがキュレーターを務める新型コロナ救済コンサート、日本でもAmazon Primeでの配信が決定

  14. Paul McCartney

    Paul McCartney、中止になったイタリア公演をめぐってイタリア政府の方針を批判

  15. Julian Lennon

    Julian Lennon、Paul McCartneyが自分のために書いた「Hey Jude」について改めて語る