David Bowie、最後の数年を追ったドキュメンタリー『David Bowie: The Final Act』が製作されることに

David Bowie

デヴィッド・ボウイはチャンネル4で最後の数年を追ったドキュメンタリー『ザ・ファイナル・アクト』が製作されることが決定している。

『デッドライン』によれば、ドキュメンタリーは「音楽界において最も象徴的なアーティストの一人であるデヴィッド・ボウイのクリエイティヴ面での最終章を追った」ものになるとのことで、デヴィッド・ボウイと密接に仕事をしてきた人物や彼をよく知る人物の貴重なインタヴューが持ち込まれるという。

デヴィッド・ボウイは18ヶ月に及ぶガンとの闘病生活を経て2016年1月に享年69歳で亡くなっている。最後のアルバム『★(ブラックスター)』は亡くなる2日前にリリースされている。

『デッドライン』はドキュメンタリーにはデヴィッド・ボウイの作品に影響を与えたアーティストや有名なファンのインタヴューも盛り込まれると報じている。ドキュメンタリーは「デヴィッド・ボウイのアーティストとしての復活、その裏側にあった戦略、批評家から絶賛されたアルバム『★(ブラックスター)』を亡くなるわずか2日前にリリースした、最後の10年間を決定づけた尽きることのない並外れたクリエイティヴィティを紐解く」ものになるという。

監督のジョナサン・スティアスニーはこのプロジェクトについて次のように語っている。「従来の音楽ドキュメンタリーは勝利を称えてきました。この作品を作って最も魅了されたのはデヴィッド・ボウイの最終章が終焉ではなく、復活だったことです」

「彼は失敗を勝利に変えて、沈黙を啓示に変え、最終的に死をアートへと昇華したのです」

チャンネル4のシャミンダー・ナハルは次のように続けている。「デヴィッド・ボウイは想像力が決して衰えることのない稀有なアーティストの一人でした。この作品は彼が終焉に直面した時に、いかにして限界を押し広げ、超越的なものを創造したかを解き明かすものです」

90分のドキュメンタリーはこれまでフレディ・マーキュリーやABBAのドキュメンタリーを手掛けてきたローガン・プロダクションによって製作されている。

デヴィッド・ボウイについては『ボウイ・イン・ベルリン』というドキュメンタリーが2026年に放送されることもBBCによって発表されている。

90分間のドキュメンタリーは2026年秋にBBC 2で放送予定で、正式な放送日は決定していない。本作はデヴィッド・ボウイがベルリンに滞在していた1976年から1978年に焦点を当てたものとなっている。

デヴィッド・ボウイは名声から逃れ、コカイン依存症を克服して、キャリアを立て直すために1976年にベルリンに移住したことで知られている。この移住はベルリン三部作として知られる『ロウ』、『英雄夢語り (ヒーローズ)』、『ロジャー (間借人)』を生み出すことになった。

ドキュメンタリー作品『ボウイ・イン・ベルリン』はデヴィッド・ボウイのアーカイヴ映像に加え、ベルリン滞在中に大きな役割を果たした4人の女性、クレア・シェンストーン、ロミー・ハーグ、サラ=レナ・ハイン、シドニー・ロームのインタヴューも収録される。デヴィッド・ボウイは4人の女性全員をミューズとみなし、それぞれが芸術と人生に対する異なるアプローチをデヴィッド・ボウイに与えることになった。

「これらの女性は他の誰も見たことのないデヴィッド・ボウイを見ていました」とBBCは説明している。「それぞれが違うものをデヴィッド・ボウイに与え、もはやキャラクターの影に隠れる必要はなく、自分自身、つまりデヴィッド・ロバート・ジョーンズとしてパフォーマンスするアーティストへと再生するのを助けたのです」

ドキュメンタリーは過去に『デヴィッド・ボウイ:ファインディング・フェイム』『デヴィッド・ボウイ:ファイヴ・イヤーズ』『デヴィッド・ボウイ:ラスト・ファイヴ・イヤーズ』といったドキュメンタリーを手掛けてきたフランシス・ワトリーが監督を務める。

本作はジャーナリストのルイ・セローがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。ルイ・セローは声明で次のように述べている。「これは夢のプロジェクトです。フランシス・ワトリーがこれまでに手掛けたデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー三作は、デヴィッド・ボウイの映像作品、ひいては音楽ドキュメンタリー全般の金字塔となりました。デヴィッド・ボウイの人生を彩った女性たちのレンズを通して、ベルリン時代のアーティスト性に迫ることは監督と素材の完璧な組み合わせです。デヴィッド・ボウイのベルリン時代は場所と時代の見事な融合となっています。デヴィッド・ボウイはどん底を味わいましたが、同時に最もパーソナルな音楽を生み出し、初めて仮面を脱ぎ捨て、ありのままの自分として再出発しました。ですから、ベルリンは驚異的な再生とその後のすべてにとっての原点なのです」

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