Tom Morello、Ozzy Osbourne最後のライヴでYungbludは48時間前まで出演予定ではなかったと語る

Tom Morello

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロはオジー・オズボーン最後のライヴで本番の48時間前まではヤングブラッドは出演する予定ではなかったと語っている。

ブラック・サバスの最後のライヴは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題して7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで行われており、トム・モレロは音楽監督を務めていた。

アリゾナ州のラジオ局「98KUPD」に出演したトム・モレロは音楽監督を務めたことについて改めて振り返っている。「やるからにはヘヴィ・メタルの歴史において最高の1日にしたいと目指さなければならなかった。最初からそれは念頭にあったよ。ヘヴィ・メタルは僕が音楽を好きになったきっかけの音楽だったし、自分の好きなアーティストの90%のDNAはそのジャンルだった。やるからにはふさわしい厳粛さをもって扱わなければならないと思っていた。実際に日程が始まると、準備、心配、不安、変更といったものに膨大な日程を費やすことになったんだけど、最後の24時間で変わったこともあった。本番が始まったら、あとはなすがままだった。『あとはバンドに曲を演奏してもらうしかない。自分にはコントロール不能だ』と思ったよ」

トム・モレロは次のように続けている。「二つの場面について話すと、一つは前日の夜だった。それまでに3日間にわたって1日12時間のリハーサルをスーパーグループでやっていたんだけど、最後のリハーサルが終わったところで全員が疲れていた。時差ボケみたいな感じだったよ。最後のリハーサルは、スティーヴン・タイラー、ヌーノ・ベッテンコート、私の息子、私というラインナップだったんだけど、あとはホテルに戻って、本番前にちゃんと寝ておこうと思っていた。そうしたら、誰かが入ってきて、『ブラック・サバスがこれからリハーサルをやります。観ますか?』と言われてね。それで『時間を取れると思う』と言って、バーミンガムのスタジアムに行ったんだ。スタジアムには12人ぐらいしかいなかったと思う。ブラック・サバスは“War Pigs”のイントロを合わせていて、それが最後から2番目に演奏される機会だった。赤い照明はついていて、サイレンが回っていた。それで12人のために“War Pigs”を演奏してくれたんだ。メンバーは私たちがいたのも知らなかったと思う。演奏が終わった時には400m離れたところで、スティーヴン・タイラーとイアン・スコットと狂ったように歓声を上げたよ。まさに熱狂していた。『すごいことになるかもしれない』と思ったよ」

「そしてライヴが終わった後は、参加したアーティスト全員、バンド、オジー、バーミンガム、ファンにとってエモーショナルな面でも成功を収めることになった。オジー・オズボーンはアフターパーティーにも来てくれて、それでようやくホテルに戻ることができた。夜明けまで開け放たれていたホテルのロビーは、バンドと世界中から集まったファンでいっぱいだった。このショーの準備に1年半かかって、ついに実現したんだ。疲れ果てていたけど、やり遂げた。私たちの一隊が入っていくと、熱狂に包まれることになった。みんなが涙を流し、立ち上がって、バンドに、その遺産に、あの夜に、そして僕らが本当にこれをやり遂げたという事実に歓声を上げてくれた。バンドにとっても、ファンにとってもすごいことをやることができた。本当に特別なものだったよ」

準備中にファンは知らない「難しい決断」をしなければならなかったことはあったかと訊かれると、トム・モレロは次のように語っている。「2000回くらい電話をしたけど、素晴らしかった瞬間の一つは、ヤングブラッドが“Changes”を歌ってくれたことだね。本番の48時間前の時点では彼はあの曲のシンガーではなかった。でも、事態が変わったんだ。ヒースロー空港に着くと、電話をもらって、『ダメだった』と言われてね。それで『よし、どうにかしよう』ということになった。それが結果としてハイライトの一つになったんだ。でも、それがライヴだよね。ライヴってそういうものなんだよ」

昨年12月、トム・モレロはベアトゥースのヴォーカリストであるケイリブ・ショーモとコラボレーションして、オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』に提供した“Everything Burns”の音源が公開されている。

“Everything Burns”は、息子のローマンとのコラボレーションとなる“Soldier In The Army Of Love”、アメリカ移民関税執行局への抵抗を表明する“Pretend You Remember Me”などとともに、トム・モレロが今後リリースするソロ・アルバムにも収録される予定だという。

「ビデオ・ゲームに曲を入れようとしているのではなく、意味のある素晴らしい曲を作ろうとしていたんです」とトム・モレロはインタヴューで語っている。「“Everything Burns”は今の時代に本当に重要な曲です。警告であると同時に行動への呼びかけでもあります」

「いろいろな意味で、これは自己を後押しすることについての曲です」とケイリブ・ショーモは続けている。「時々、絶好調で、何者にも私を止めることができないように感じることがあります。また、この曲は、自分が誰であろうと、どれだけのお金や権力を持っていても燃えやすい存在であるということも歌っています。だから、この世界で自分が他の人にどんなひどいことをしているのか、自覚してくれ、ということなんです」

“Everything Burns”のミュージック・ビデオはこちらから。

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