Arctic Monkeysのマット・ヘルダース、ミルバーンのジョー・カーナルのソロ作をプロデュース

Arctic Monkeys

アークティック・モンキーズのマット・ヘルダースは、ミルバーンのフロントマンであるジョー・カーナルのソロ・アルバムをプロデュースしていることが明らかになっている。

アークティック・モンキーズが脚光を浴び始めた頃にシェフィールドのシーンを賑わせていたことで知られるミルバーンは、2017年に10年ぶりの最新作『タイム』をリリースしている。ミルバーンは『タイム』のリリースに先駆け、デビュー・アルバム『ウェル・ウェル・ウェル』のリリース10周年を記念して2016年に再結成を果たしている。

ミルバーンのフロントマンであるジョー・カーナルは今回、現在取り組んでいるという来たるソロ・アルバムについて語っている。ジョー・カーナルは『エクスポーズド』誌とのインタヴューの中で、マット・ヘルダースの名前こそ挙げていないものの、新作に彼と取り組んでいることを示唆している。

「今のところ言えるのは、このアルバムを自分の領域で大成功を収めている古い友人と作ったということだね。一部の人からは、『アジャイル・ビースト』と呼ばれている人だよ」とジョー・カーナルは語っている。

「アジャイル・ビースト」というフレーズは、10年以上にわたってマット・ヘルダースのベースドラムに付けられている多くのステッカーの一枚に記されている。

ジョー・カーナルは彼とのスタジオでの作業について次のように語っている。「とても楽しみながら作業できているよ。このところ、ほとんど会っていなかったからね」

「できあがったものにはとても満足しているし、予測できないようなものになっているよ。既に来年が楽しみなんだ」

一方でマット・ヘルダースは来たる自身のソロ・アルバムについてこれまでに何度か言及している。マット・ヘルダースは今年の10月にソロ・アルバムの展望について明かしており、アルバムを成立させるためにもまずは「たくさんの楽曲を作りたい」と語っている。

マット・ヘルダースは現在取り組んでいる音楽の更なる詳細について次のように語っている。「今は自宅に小さなスタジオを構えててね。そこでやってるんだ。ある程度の時間をかけてね」

「古いドラム・マシーンとシンセサイザーでやってて、エレクトロニックというか、サウンドトラック風というか、ジョン・カーペンターみたいな感じなんだ」

アークティック・モンキーズは先週、最新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』よりシングルカットされる表題曲“Tranquility Base Hotel & Casino”のB面に収録される“Anyways”の音源が公開されている。

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