M.I.A.は未発表曲“Reload”のローファイなミュージック・ビデオが公開されている。
“Reload”はデビュー・アルバム『アルラー』のリリースに先立って、2004年にエラスティカのジャスティーン・フリッシュマンと書いた楽曲であるという。
この曲は今年サンダンス映画祭で初公開されたドキュメンタリー『MATANGI / MAYA / M.I.A.』にも使用されている。
公開された“Reload”のミュージック・ビデオはこちらから。
今年9月、M.I.A.はキャリアの初期にジャスティーン・フリッシュマンが与えた影響について語っている。M.I.A.はジャスティーン・フリッシュマンと1999年に出会い、アパートを一緒にシェアしていたほか、ジャスティーン・フリッシュマンはM.I.A.のファースト・アルバムにソングライターとしてクレジットされている。
「エラスティカのファースト・アルバムはすごくヒットしたけど、彼女はすぐに身を引いて、私が会ったのは彼女が20代後半だった頃なの」とM.I.A.は『NME』に語っている。「会ったら最高の人だったわ。だって、彼女はすごくタフで、『どうでもいい。アルバムを1枚作って、終わりにするのよ』なんて言う人だったから」
「私はキャリアを続けるよう説得したわ」とM.I.A.は続けている。「『あなたはこれをやるべきよ』ってね。常に説得していたけど、でも、もう音楽業界に愛着がなかったのよ。彼女に楽しみを与えてくれるものではなかったのね」
このことが与えた影響についてM.I.A.は次のように振り返っている。「彼女が感じたことや彼女が経験したことを知ることは私にとっても手助けとなったわ。バンドにすべきじゃないということも教わったしね。だって、ジャスティーンはバンドでたくさんの問題を抱えていたから。私なんて解散するだろうから、バンドにはいられないだろうって思ってた。自分にだけ依存すれば、きっとうまくいくってね」
