セレステは「クリティックス・チョイス・アウォード」から「ライジング・スター・アウォード」と名称が変更になったブリット・アウォーズの2020年の新人賞を受賞している。
この賞は来たる翌年の成功が期待されるアーティストに贈られる賞で、セレステはジョイ・クルックス、ビーバドゥービーをしのいで受賞を果たしている。
過去にはサム・スミスやアデル、エリー・ゴールディング、ジョルジャ・スミスらが同賞を受賞しており、直近の2019年にはデビュー・アルバム『ハイパーソニック・ミサイル 』が全英1位を獲得することとなったサム・フェンダーが受賞している。
イギリス系ジャマイカ人のシンガーであるセレステは受賞を受けて「この上ない名誉」だとした上で、「この素晴らしい機会を最大限に活かしたい」と述べている。
彼女は次のように続けている。「多くの人たちと同じく、私もブリット・アウォーズを観て育っており、候補者たちや受賞者たち、そしてそのパフォーマンスからインスピレーションを受け続けてきました」
ロサンゼルスに生まれ、ダグナムやブライトンで育ったセレステはそのソウルフルな歌声が高く評価されており、『NME』は以前「スターダム」を駆け上がる直前と評している。
彼女は10代の頃からシンガーとしての活動をスタートさせ、新人アーティストを支援する「BBCミュージック・イントロデューシング」 のサイトに楽曲“North Circular”をアップロードしたことをきっかけにBBCラジオ1からのサポートを受けている。
彼女はリリー・アレンのバンク・ホリデー・レコードがプロデュースを手掛けたデビューEP『ザ・ミルク・アンド・ハニー』を2017年にリリースした後、昨年、ポリドール・レコードと契約を結んでいる。
セレステは2020年2月18日に開催されるブリット・アウォーズの授賞式でパフォーマンスすることも決定しており、授賞式の司会は今年で3年連続の抜擢となるジャック・ホワイトホールが務めることも発表されている。