レディオヘッドは莫大なバンドのマテリアルをオンライン・アーカイヴとして提供する「パブリック・ライブラリー」を立ち上げている。
現地時間1月20日よりレディオヘッドは会員番号と自身のライブラリを作れるサイトを提供しており、ここではバンドのバックカタログやアルバムに関連したグッズがまとめられている。
初めてストリーミングできる音源も提供されており、1992年発表のデビューEP『ドリル』や2005年発表のチャリティ・コンピレーション『ヘルプ!:ア・デイ・イン・ザ・ライフ』に収録された“I Want None of This”、2011年発表のリミックスEP『TKOL RMX 8』が公開されている。
https://t.co/Gk4BUXwjsg has always been infuriatingly uninformative and unpredictable. We have now, predictably, made it incredibly informative.
We present: the RADIOHEAD PUBLIC LIBRARY. pic.twitter.com/H7Ft6lNuuN
— Radiohead (@radiohead) January 20, 2020
さらにアートワークやミュージック・ビデオ、無料のライヴ映像、テレビ・パフォーマンス映像、Bサイド曲、コンピレーション収録曲も提供されている。
また、受注生産で販売を終了したマーチャンダイズの販売も行われており、また『イン・レインボウズ』、『ザ・キング・オブ・リムス』、『ア・ムーン・シェイプト・プール』期の個々人のオフィス・チャートもプレイリストで公開されている。
ライブラリの立ち上げを記念して5人のメンバーが日替わりでバンドの音源からセレクトして編集する試みが1月20日から1月24日まで行われる。初日はコリン・グリーンウッドのライブラリが公開されている。
Today's librarian taking you on a tour through the brand new Radiohead Public Library is: Colinhttps://t.co/OJD4AC8Ysw https://t.co/53Zu69iC9W
— Radiohead (@radiohead) January 20, 2020
先月、レディオヘッドは1993年発表の『パブロ・ハニー』から2016年発表の『ア・ムーン・シェイプト・プール』まで、これまでのアルバムすべての音源をYouTubeで公開していた。