マニック・ストリート・プリーチャーズは1993年にリリースしたセカンド・アルバム『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』の再発盤の日本盤が6月12日にリリースされることが決定している。
120ページ・A4サイズの本の形態をとるこの再発盤には、バンドの撮影を長年手掛けてきたMITCH IKEDAによる未発表写真の数々が掲載され、その多くにニッキー・ワイアー(B/Vo)が私的な注釈を寄せている。また、バンド所有のアーカイヴからタイプや手書きによるオリジナルの歌詞も掲載される。本に同梱される2枚のCDにはリマスタリングを施したアルバム本編、未発表デモ音源、同時代からのB面曲、リミックス、ザ・クラッシュのカヴァー“What’s My Name”のライヴ音源、さらに日本盤CDのみボーナストラックが収録される。
ニッキー・ワイアーは今回のリリースについて次のように語っている。「2、3年前にスタジオを移転したとき、『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』時代のデモや写真をたくさん発掘したから、日の目を見せないのは勿体ないと思ってね。以前はこのアルバムについて決してべた褒めしたことはなかったけど、今にしてみれば、ファンのお気に入りがたくさん入った、奇妙で興味をそそるアルバムだった。ジェームスがライヴで“Sleepflower”のリフをほのめかすと、いつもものすごく大きな反応があるんだ」
再発盤のトレイラー映像はこちらから。