ボブ・ディランは3曲の名曲の手書きによる歌詞が売りに出されることが明らかになっている。
“The Times They Are A-Changin”、“Lay Lady Lay”、“Subterranean Homesick Blues”のオリジナルの手書きによる歌詞は鑑定商が所有していたが、今回売りに出されるという。
ロックの歴史を彩るこれらの3品は高額となっていて、“The Times They Are A-Changin”の歌詞が220万ドル(約2億3千万円)、“Subterranean Homesick Blues”が120万ドル(約1億3千万円)、最も安い“Lay Lady Lay”でも65万ドル(約7000万円)となっている。
“The Times They Are A-Changin”の歌詞の写真も掲載されており、ヴァースにはバツが書かれているほか、楽器に対する注釈も添えられている。
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ここ1ヶ月でボブ・ディランは8年ぶりとなる2曲の新曲をリリースしている。“Murder Most Foul”は1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件に言及した17分近くあるバラードで、“I Contain Multitudes”はウォルト・ホイットマンやザ・ローリング・ストーンズ、エドガー・アレン、フランク・シナトラに言及している。
一方、ザ・ビートルズが1968年に発表したヒット曲“Hey Jude”のポール・マッカートニーによる手書きの歌詞はニューヨークのオークションで91万ドル(約1億円)の値を付けている。